イケメン料理人の集う北新地プレイス日本料理店の一軒

北新地プレイスビル内、人気割烹料理店「纐纈」の一つ上の階にある日本料理店。店内はカウンター8席のみ。2023年7月現在は18:00と20:45からの2部制、一斉スタートとなる。

ビル内全店舗訪問したわけではないので不明だが、このビルに入居するお店の料理人は不思議とイケメン料理人である事が多く、また美味しいお店も多く入居しているように思えるのは筆者だけだろうか。

店主は神戸の名店「料理屋植むら」で修行された事もありどれも美味しく場所を考えればコース料理もドリンクも非常に良心的な値付けとなる。

北新地ど真ん中という事もあり「纐纈」同様に日とタイミングにより同伴利用客と出くわす可能性が高い。そのため人によっては若干不快な思いをする事もあるかもしれない。

2023年7月現在、18:00の部は年内ほぼ満席。1人分の席はちょこちょこ空いていたりする事もあるようなので筆者のような1人食べ歩きが好きな方であれば早い時間帯の訪問も可能である。

料理内容（参考）

ある日のまかせコース

先付
（和風ガスパチョ　甘海老）

↑夏にピッタリなトマトのサッパリとした
味わい。器の底に細かく刻んだ甘海老が
ゴロゴロと入っていて美味い。

蒸し鮑と北海道ハセガワアスパラ

↑もうアスパラと名乗らないでハセガワと
名乗ればいいのにと思うくらい最近良く耳に
する北海道ハセパラと蒸し鮑。
蒸し鮑もハセパラも酒の肴として美味しく
頂ける一皿。

淡路のキス一夜干し　万願寺真薯　柚子

↑万願寺真薯のなんと美しい事。
キスと真薯と繊細な出汁のハーモニー。

鰹のタタキ　酒盗餡

↑酒盗餡の旨味強烈な一皿。
鰹のタタキ以上に餡を皿ごと舐め回したく
なる美味しさに餡の完成度に驚き。

玉蜀黍のかき揚げ　鷹峯唐辛子
富良野牛ヒレ肉炭火焼き　新牛蒡の甘酢和え

↑普段はあまり出さない稲家では珍しい
(とされる)肉料理。
コーンの甘味、肉の口溶けと黒胡椒、甘酢
のほのかな酸味が口内でクロスする一皿。
牛ヒレ肉の口溶けにインパクトあり。

九州　シブダイ　蕪の辛子漬け　酢橘

↑シブダイを脇役にしてしまうくらいの蕪の
辛子漬けに美味しさが集中しているように
思えた一皿。辛子漬けが酒の肴。

酢の物
（蛸胡）

↑まんま蛸と胡瓜の酢の物。
メインはあくまで胡瓜というだけあってか
胡瓜の刻み方が非常に独特。咀嚼して最後
の最後まで胡瓜のカリッとした歯応えが残る
一皿はシンプルながらも驚きのある一皿。

茄子の毛蟹餡掛け

↑美味しい食材組み合わせで調理した不味い
はずがなかろう一品。当然!?美味い。

炊き立て銀シャリ

↑アルデンテのような銀シャリ。
日本料理店店主の技の見せ所。

梅紫蘇ご飯

↑紫蘇と梅と豆の三重奏。
混ぜて頂く優しい味わいの紫蘇ご飯。

牛のしぐれ煮丼

↑美味しいご飯の上にしぐれ煮のせて不味い
はずのない旨味飯。箸が進む進むご飯。

桃のアイスクリーム　桃のお汁粉掛け
静岡新茶

↑桃、桃、桃としか表現出来ないデザート。
中身が桃だからこそ食べられるお汁粉餡が
非常にインパクトのある味わい。

ＪＲ東西線　北新地駅11-23出入口から徒歩1分程度

予約方法：電話予約又はネット予約

滞在時間：およそ2時間程度

注文した料理　おまかせコース、白州ハイボール：2杯

会計：26,400円　（2023.07現在）