鮨 さかい – 中洲川端/すし

福岡県

3店舗目オープン間近にあえて
訪問する福岡の名店

筆者の好きなフレンチの「ローブランシュ」や「三原豆腐店」のある西中洲エリアに位置する鮨好きなら誰もが知る名店中の名店。現在の店舗はテナントビル2Fになる。

店内は薬院エリアに位置する「鮨光史郎」等と同様、入り口で履き物を脱いであがるスタイル。昼夜2回転一斉スタート制となる。

ミシュラン掲載店舗とあってか訪問日はカウンター席の半分は海外からのお客様。この光景、一昔前の東京二子玉川にある「すし㐂邑」と全く同じ印象である。ドリンク類の値付けは東京高級鮨店とほぼ同様。

個人ブログに今更、地方の口コミサイト上位の名店を記事にして掲載する意味があるのか若干悩んだものの上位店に相応しい味わい満足感だったため掲載。

1名利用であれば、所々空席があるのでチャンスあれば是非。

料理内容(参考)

ある日の季節のつまみと握りのおまかせ

秋田蓴菜 愛媛今治紫雲丹

↑濃厚な旨味の雲丹と対照的に瑞々しい
蓴菜でさっぱりとした味わい。これは一品目
からテンション上がる味わい。

蛸 鮑

↑最近の鮨店あるあるのやわらか蛸だが美味。
肝ソースが若干弱い分、鮑はしっかりと旨味
が濃縮されていて美味しいつまみ。

北海道増毛町 牡丹海老
京都舞鶴丹後 鳥貝

↑塩だけで旨味が口に広がる鳥貝が印象的。

ネギトロ

↑美味いが、おの澤の突先マグロを使った
トロたく巻きがいかに素晴らしい旨味なのか
を思い知らされた一貫。

唐津 赤雲丹

↑雲丹の香り、味わい、余韻をフォローする
ような優しい酸味のジュレと塩味のキャビア
のバランスがとれた素晴らしい味わいの一皿。

千葉竹岡 太刀魚

↑フワフワとした食感を残す火入れが印象に
残る一皿。

北海道余市 あん肝 奈良漬

↑美しき酒盃に盛られた鮨さかい名物の一皿。
これは大将のおっしゃる通り沼にはまり込む
ような箸と酒の止まらなくなる珍味。美味。

鰻飯

↑身厚でカリフワな鰻に皮目から感じる
ビター感、赤酢のシャリをそのまま使用した
一皿は若干、想定外な味わい。

アオリイカ

↑赤酢飯の酸味が引き立つように感じる
程にアオリイカの甘味が重なるような一貫。

キス 昆布締め

↑身厚なキスを咀嚼する度に後から昆布の
旨味が追ってくるような一貫。

トキシラズ

↑繊維の細かいフワッとした優しい味わい。
鮨登喜和の桜鱒を思い出す一貫。

小肌

↑酢締めの美味しさよりも咀嚼の度に小肌本来
の美味しさを後から感じる一貫。

泉南 水茄子

↑お口直しのさっぱり水分多めな水茄子。

山形県庄内延縄 赤身漬け

↑漬けの酸味と後からくる独特な香り。
赤身の漬けで感動している自分の味覚が若干
おかしくなったのではと思えたくらい逆に
印象に残る一貫。

福井県敦賀湾定置 中トロ

山形県庄内延縄 大トロ

↑和牛のような口溶けと脂多めながらもあっさり
と胃で受付ける長〜い余韻を楽しめる一貫。

車海老

↑適度な歯応え食感と大ぶりな車海老。
少量の海老味噌が旨味の増幅源。

お椀

↑一口で終わる量のお椀。
魚介の旨味が詰まった味噌汁。

山口萩 鯵

↑あるあるだが、生姜と青ネギを擦った旨味
が効いていて美味しい。

青森大間 雲丹

↑この日は雲丹3種目。福岡で大間雲丹を
使用する鮨店はあまり聞かないが、昆布を
多く食べて育っているだけあってか1,2種目
で頂いた雲丹よりもより濃厚。

穴子

玉子

↑すり身による塩味分が今まで感じた事のない
独特の味わい。

鉄火巻

干瓢巻

お店の場所・予約方法

福岡市地下鉄空港線 中洲川端駅1出入口から徒歩6分程度
福岡市地下鉄七隈線 天神南駅5出入口から徒歩6分程度

予約方法:電話予約又はネット予約

TEL:092-726-6289

予算(参考)

滞在時間:およそ2時間程度
注文した料理 おまかせコース、麦焼酎:1杯、お茶
会計:45,100円 (2024.06現在)

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