鮨さかい入門編
鮨さかいと同じフロア、テナントビル2Fにオープンした3店舗目にあたる在掌。
店内はカウンター12席のみ。オープン直前に鮨さかいを訪問していた事もあってか当時、接客や料理を提供していた若手がごっそりとこちらのお店へ異動してきているためか筆者は謎の安心感がある。
2024年11月現在は曜日によっては昼夜合わせて4回転営業。おまかせコースは¥22,000と鮨さかいのほぼ半額。鮨さかいの入門編として利用するにはうってつけである。
ペアリングはStandard8種¥20,000、Exclusive¥30,000。注文前に量をソムリエとご相談する事でいかようにも調整してもらえる。
今となっては半年先の予約すらまともにとれない鮨さかいを訪問するよりも使い勝手の良い予約のとりやすい若手のお店を訪問しても十分に満足できる内容故、次回予約はこちらのお店をとって店を後にしている。
↑鮨さかいを訪問したのがオープン直前の
6月という事もあり堺大将自ら時間に余裕が
あれば是非ご覧になって下さいとの事で
オープン前に内覧させて頂いた店内。
鮨さかいと同じフロアになるがこちらは土足
のまま入店が可能。
料理内容(参考)
ある日のおまかせコース
北海道噴火湾の毛蟹 春菊 菊の花添え
↑濃厚な蟹の旨味と軽く酢橘搾りで仕上げた
春菊のさっぱりとした味わいでスタート。
福岡志賀島蛸 長崎赤梭子魚
↑軽く表面炙った梭子魚の食感が印象に残る。
福岡鐘崎虎ふぐ 北海道余市あん肝ソース
↑酸味が効いたソースの中からじわり甘味を
感じるあん肝ソース。紅葉おろしとの相性も
良くチビチビ食べたくなる酒の肴。
松茸の茶碗蒸し 鰹の銀餡掛け
↑中には銀杏、白身魚、貝柱と具材が豊富。
松茸の香りが効いた美味な温製の一皿。
北海道銀だら西京焼き
↑味噌の中に2日寝かせた銀だら。てっきり
弁当で頂く西京焼きのように濃い味わいに
なっているのかと思いきや素晴らしく優しい
銀だらの旨味を引き出した薄味の西京焼き。
この日頂いた料理の中でインパクトある一品。
余市あん肝と奈良漬
↑鮨さかいの名物。こちらでも頂けるとは。
こちらもチビチビと頂きたい珍味酒の肴。
握り
(福岡紅葉鯛)
↑甘味を味わう一貫。
(生鮑)
↑一言で食感と風味。
(石川 ガス海老)
↑甘味がグッと引き出されたガス海老。
(北海道根室帆立)
↑ミディアムレアな帆立。
シャリとの相性良く印象に残る一貫。
(岩手普代 いくら)
↑香りが素晴らしいの一言。
(羅臼 鰹漬け)
↑品の良い脂と熟成香。
ナカズミ
↑美しくナカズミと名乗るだけあって小肌
よりも当然身は大きい。
(青森県大畑 赤身)
青森県大畑 トロ
↑口の中で脂が溶ける溶ける。
お椀
↑さかい同様、魚介の旨味が詰まったお椀。
(北海道 馬糞雲丹)
↑北海道訪問時は今年は馬糞よりも白のが
美味いという逆転現象が起きていたが美味い
雲丹がとれる時期がズレたのだろうか。
この日の馬糞は例年通り美味いと感じた一貫。
(車海老)
対馬 穴子
↑対馬ノドグロといい穴子といい旨味脂が
病みつきになる美味しさ。
玉子
↑この日は芝海老と大和芋のすり身を入れた
玉子で〆。
お店の場所・予約方法
福岡市地下鉄空港線 中洲川端駅1出入口から徒歩6分程度
福岡市地下鉄七隈線 天神南駅5出入口から徒歩6分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:092-726-6289
予算(参考)
滞在時間:およそ2時間程度
注文した料理 おまかせコース、麦焼酎:1杯、お茶
会計:24,310円 (2024.11現在)