すすきので未だリーズナブルに
美味しく鮨を楽しめる一軒
お店は市営地下鉄南北線、東豊線の最寄り駅から徒歩数分程のすすきの繁華街、テナントビル6Fに入る鮨店。こちらも数年ぶりの再訪店になる。
よくある鮨屋や日本料理店の雰囲気とも異なる店内。大きなコの字カウンター席と個室席がありカウンター席は中央部が通路として綺麗に一席分空いている。座席も鮨店あるあるの固いカウンター椅子ではなくキャスター付きのゆったりとくつろげる椅子が使われていて鮨店らしからぬ雰囲気が漂っていて面白い。
赤酢と塩を効かせたシャリ、あえて若干硬めに炊いているのか口の中でのほぐれ具合が非常に印象に残る。旨味や深みの引き出し方から一品一品手間をかけている事が容易に想像できる故、未だにこの値付けで頂ける事に少々驚かされる。
料理内容(参考)
ある日の華コース
キンキのしゃぶしゃぶ
↑キンキの旨味脂が口の中でジュワッと
弾ける一皿。塩味が良い加減で美味い。
蝦夷鮑 肝ソース
↑薄切り蒸し鮑と肝ソース。
これは最近良くあるスタイルと味わい。
平目の刺身
↑所々、コリコリとした食感と白醤油が
効いていて美味しい。
鰹漬け
↑若干、藁で燻したとあって漬けだけど
燻製感があり旨味が引き立っていて美味い。
牡丹海老の塩辛
↑口にすると幸せな気分になれる贅沢な珍味系
の塩辛。牡丹海老の卵まで塩辛として楽しめる
酒の肴。
あん肝
↑低温で40〜50分じっくり蒸したあん肝。
この口溶けは表現しようのない美味さ。
帆立焼き
↑この日いただいた帆立は帆立そのものに
甘味が詰まっていて表面に塗った醤油の塩味
と合う美味なつまみ。
マツカワカレイ
↑コリプリっとした食感が印象に残る一貫。
トキシラズ
↑おぉ、感動のふんわり口溶け。
中トロ
大トロ
鰊
↑味わいは鯵や鰯のような青魚なのに穴子の
ようなフワフワっとした食感が印象的な一貫。
毛蟹
↑シャリを包むように握られた蟹身たっぷり
な一貫。口内ひたすら蟹、蟹、蟹!
ネギトロ巻き
北寄貝
お椀
↑塩味強めだが、甲殻類の旨味濃厚な味噌汁。
これはまさしく旨味汁。
余市 ムラサキ雲丹
↑白なのに味が繊細!!!
穴子
↑穴子の美味しさを殺さない甘さ控えめな
タレが好印象。
玉子
↑カステラ状のデザート系玉子。
お店の場所・予約方法
札幌市営地下鉄南北線 すすきの駅地下通路最寄り出入口から徒歩2分程度
札幌市営地下鉄東豊線 豊水すすきの駅2出入口から徒歩3分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:011-211-1206
予算(参考)
滞在時間:およそ2時間程度
注文した料理 華コース、麦焼酎:1杯、お茶
会計:19,690円(2024.07現在)