うえだ名物、
穴子の三段活用は必食!
店内はカウンター8席のみ。筆者もどこでお店の情報を入手したのか記憶が定かではないのだが、2018年11月のオープンから比較的早い段階で初訪問していたと思われる。
山幸のマグロ以外、殆どの食材は淡路島、明石海峡に播磨灘、日本海側の浜坂漁港など”兵庫”の物にこだわり仕入れている。(氏の地元淡路、明石近辺の食材は毎回ほぼ必ず出てきたと記憶している。)
つまみで提供される「淡路島の卵とタマネギの茶碗蒸し」や「蒸し鮑」は旨味珍味の名物メニュー。特にアワビは、調味料を使わずに7時間から9時間程度ただひたすら蒸しただけの調理。アワビが食べた昆布や海藻の味と、海水の塩分と共に味わう贅沢な一品。
握りはうえだ名物、穴子の三段活用(鱧のように包丁を入れた生穴子から煮穴子、手巻き穴子)が提供される時期に訪問するのがおすすめになる。
今回の出張でもこちらは訪問候補に挙げていたのだが、やはり口コミサイトでの評価がオープン当初より格段に上がったからなのか、2ヶ月前でも予約が取れずがっかりしていた。が、食好きなら一度は(筆者は何度も)訪問したいお店と思える為、記事にさせて頂いた。
料理内容(参考)
※2022年1月より店内写真撮影禁止
ある日のおまかせコース
[摘み]
(ヒラメ)
↑高松の鮨舳で頂いたヒラメのように寝かせて
漬けにした旨味がグッと引きでた美味な一品。
(明石 鱧)
↑あるある梅肉のせではなく上から梅餡を
たっぷりとかけたフワフワ食感の鱧。
(ノドグロ)
↑下にシャリを敷いたグチャ混ぜで頂く
脂たっぷりノドグロ。
(蛸と岩海蘊)
↑非常に歯応えのある岩海蘊が印象に残る。
甘さ控え目の蛸の柔らか煮と共に美味。
(地物穴子)
↑穴子三段活用の時期でなくとも不思議と
感動の大きい備長炭で焼いた美味い地焼き
鰻のような食感のジューシーな穴子。
(淡路島の卵とタマネギの茶碗蒸し)
↑中に兵庫県丹波ラクレットチーズを
入れたうえだ名物茶碗蒸し。久々に頂いた
一品だが、以前よりチーズの主張が抑えられた
より一層、茶碗蒸しらしい印象になった一品。
[にぎり]
(真鯛)
(イサキ)
(大トロ)
↑口の中で溶け〜る、溶け〜る大トロ。
(鰆)
(赤身)
(明石 鯵)
↑身が締まった歯応えある一貫。
(帆立)
↑シャリが隠れる程に大きな帆立。
(淡路 由良赤雲丹)
↑言うまでもなく濃厚な美味赤雲丹。
(北海道羅臼 イクラ)
(煮穴子)
↑フワトロ煮穴子。
(トロタク巻き)
(椎茸巻き)
↑干瓢巻きの干瓢を椎茸で表現して大葉と
共に巻いた一品。椎茸香と大葉の香りが
絶妙で美味。
(御椀)
(丹波黒豆茶)
(玉子)
↑クレームブリュレ表面のキャラメリゼ感と
ブリュレのプルプル感を表現したような一品。
お店の場所・予約方法
JR東海道線・阪神電車 元町駅東口から徒歩6分程度
神戸市営地下鉄 西神・山手線 県庁前駅 東2出入口から徒歩5分程度
予約方法:ネット予約
ネット予約:TableCheck
駐車場:無
予算(参考)
滞在時間:およそ1時間半程度
注文した料理 おまかせコース、お茶
会計:31,000円 (2025.08現在)