鮨 かぐら – 飯田橋/すし

東京都

美味しく身体に優しい鮨を目指す神楽坂の隠れ家鮨店

飯田橋駅から徒歩5分、こちらのお店は神楽坂石かわグループの1店にあたる「愚直に」の数十m手前に位置するテナントビルの4Fにある。

店内はカウンター7席と個室1部屋4人席。(6人入れなくもないとの事だが、かなり狭い。)

カウンター席

↑L字型カウンター7席

個室席

↑座席2席とソファー席。
4人で丁度良いかと思われる。

2023年6月現在ランチタイムはコース2種?、ディナータイムは2万円コース1種のみとなる。おまかせコースはつまみと握りが交互に提供されるスタイル。シャリの量は多め少なめ調整してもらう事もできる。

ドリンクメニューはペアリング5杯7000円、ノンアルコールペアリング5000円の他日本酒、ワインそれぞれ用意がありその日の気分でいかようにも選択できる。

シャリは赤酢、米酢の使い分けでの握り提供ではなく4種類(赤酢2種、米酢、黒酢)の酢をブレンドし各ネタ毎に酢のバランスを微妙に調整しながら提供するスタイル。砂糖や調味料を極力使わずに作り、食べた次の日に胃もたれをおこさない鮨の提供を心がけているようだ。

日曜日もランチ営業を行なっておりランチタイムは食メインであれば1万円前後で十分楽しめる。

昨今の鮨店と比較すれば昼夜共に非常に使い勝手の良い値付けと満足感だけに次回はディナータイムに再訪してみたい。

料理内容(参考)

ある日の竹次ランチコース

ガリ 昆布

↑これだけで酒のつまみになりそうな一品。
ガリは自前の甘酢を控えめに、昆布も出汁を
ひいて出涸らしから炊き直しで作り上げた
拘りぶり。数回お代わりしたような気が…。

鰯の海苔巻き

↑鰯に包丁の刃を細かく入れているためか
この一貫から口中に旨味広がる感動の味。
歯切れのいい有明海の海苔も美味い。

帆立と烏賊の酢の物

↑なんだかんだ奥に添えてる搾菜の浅漬けや
土佐酢ジュレが美味しい。紫蘇の花で見た
目美しく。キャビアは千葉ハイブリッド
3%減塩キャビアとの事。これぐらいの塩気
の方が筆者は好み。

マコガレイの昆布締め

↑削ったカラスミが良い塩味。

↑美しいの一言。

赤身

↑これは普通に美味しい。

中トロ

↑脂の口中に旨味が広がる美味しさ。

鯖棒寿司海苔巻き

↑このスタイルで棒寿司を味わう事があまり
ないが海苔と調和していて美味しい。

 真鯛の酒蒸し 丸茄子のオランダ煮 ずわい蟹の餡掛け

↑揚げて炊いたポルトガルから伝わった
調理法との事で、食感が少々独特。
若干、ずわい蟹の餡掛けに旨味を持って
いかれているような気がしなくもない一品。

赤貝

↑貝の旨味伝わる一貫。

小肌

↑酢が弱めで、口当たり良く美味しい。

金目鯛

↑うん、旨味、旨味。

車海老

↑海老の旨味が口いっぱいに広がる一貫。

イクラとキャビア丼

↑やはりキャビアは減塩か。
そういえば、いくらも薄味。
これぐらいの塩味だと妙に安心感あり。

浅利の味噌汁

↑水と酒と浅利だけでじっくりと作り上げた
味噌汁。これはインパクトの大きな一品。
どれだけ時間をかけたらこの旨味になるのか。

干瓢手巻き

↑これまた干瓢が絶妙な漬け具合。
海苔と共に美味しい。

出汁巻き玉子

↑青さのりが入った出汁巻き玉子。
最近の鮨店で味わう玉子ともまた違った
味わいで面白い。

ある日の鮨かぐら(ディナー)コース

鰯の海苔巻き

↑ネギと生姜のすり潰しと唾液で溶け切る
程の有明海苔が鰯の旨味をガツンと引き出す
最初のウマウマな一貫。

イクラ、シラス、蔓紫のナムル

↑ごま油でさっぱりと仕上げた一品。食用の
菊の花、血糖値上昇を抑制する漢方サラシア
を入れた一品。漢方臭くなく頂ける。

ガリと昆布の山椒煮

↑ランチタイム同様、これだけで酒のつまみ
になる一品。ガリは自前の甘酢を控えめに、
昆布も出汁をひいて出涸らしから炊き直しで
作り上げた拘りぶり。

ネギマグロの茶碗蒸し

↑赤身、中トロ、大トロの乱切りにフカヒレ
の餡掛け。葱の旨味が強い。卵は鳥取平飼い
有精卵。スパイス代わりの漢方の影響だろう
か、中華料理のような味わいにも感じた一品。

鱧松茸の天ぷら

↑グルテンフリーの天粉で揚げ鱧真薯に松茸
を挟んだ一品。軽く削ったカラスミパウダー
とよく合って美味い。

モンゴウイカ

↑墨塩と酢橘で。ねっとりとしていてアオリ
イカよりも甘味は強めに感じた一貫。

石鯛

↑4日寝かせ。脂身が多く歯応えと香りが
印象的な一貫。

大トロ

↑脂がのっていて普通に美味い一貫。

赤身

↑宮城塩釜港、8日寝かせの一貫。

中トロ

↑先に赤身を口にしているからだろうか、
そこからの反動でより美味しいと感じた一貫。

鯖の棒鮨

↑塩と酢締めの鯖とシャリとネタの間に大葉
とガリが絶妙なバランスで入っていて美味い。

太刀魚のあられ揚げ

↑ずわい蟹と4種類のキノコの餡、スパイス
代わりの熊笹の粉末がインパクトあり。

北寄貝

↑噛んだ時の貝の旨味はやっぱり美味い。

縞鯵

↑ネギと生姜のすり潰しの影響か使用して
ないはずのニンニクの香りが出てくる摩訶
不思議な一貫。

黒ムツ炙り

↑脂身のある非常に香ばしい一貫。

車海老

↑ランチ同様、旨味が口中に広がる一貫。

煮穴子

魚介類から出汁をとった味噌汁

↑魚介の旨味で幸せ〜な心休まる一杯。

雲丹キャビア手巻き

↑本来は無添加雲丹のみ使用だが10月は
入手が難しく無添加雲丹は1種類のみ。
組み合わせからして美味しい事は想像がつく。

出汁巻き玉子

↑ランチ同様、青さのりを挟んだ玉子は美味。

シャインマスカットの大福

↑蜂蜜やメープルシロップよりもあっさりと
した仕上がりのアガペシロップで仕上げた
アングレーズソースに紫芋とマスカットの
大福がソースと相性良く美味い。

お店の場所・予約方法

JR中央線 飯田橋駅西口から徒歩5分程度
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線 都営地下鉄大江戸線 飯田橋駅B3出入口から徒歩3分程度

予約方法:電話予約又はネット予約

TEL:03-6228-1606

予算(参考)

滞在時間:およそ1時間半程度(ランチタイム訪問)
注文した料理 竹次ランチ、スパークリング日本酒:1杯
会計:9,720円 (2023.06現在)

滞在時間:およそ2時間程度
注文した料理 鮨かぐらコース、スパークリング日本酒:1杯、麦焼酎:1杯
会計:22,100円 (2023.10現在)

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