高すぎず安すぎず美味いを実感できる上野のすし店

お店は上野駅から徒歩1分、いや1分以内といっても過言ではないだろう。ＪＲ上野駅広小路口目の前にあるテナントビルの8Fになる。

店内はカウンター席と完全な間仕切りのない個室テーブル席となる。

今や都内で鮨を食べるとなると20,000円台なら御の字、1人30,000〜50,000円台が当たり前となってきているが、こちらはランチタイムであればコース3,000円台から、ディナータイムもコース8,000円台からと手に届きやすい値付けのため気軽に訪問しやすいお店になる。選ぶコースにより提供スタイルは様々である。

ドリンクメニューはグラスアルコールは1000円前後から、ボトルは3万円前後まで様々な価格帯のお酒を取り揃えている。

すしを楽しむのに高いお店ばかりでうんざりしている方、回転寿司よりクオリティの高い美味い寿司を気軽に楽しみたい方には救世主のようなお店であろう。

料理内容（参考）

ある日のおまかせ握りコース

真鯛

↑塩昆布がいいアクセントになる一貫。

イサキ

↑表面軽く炙ったスモーキな香りと酢橘と
塩がいい相性の一貫。

鶏つくね蒟蒻煮物　ポテトサラダ
いぶりがっこチーズ

↑これが意外!?にも良いポイント付いてくる
酒の肴。つくね、トマトジュレのかかった
ポテトサラダ、いぶりがっこどれも美味い。

炙り中トロ

↑表面軽く炙り、中レアな旨味一貫。

しめ鯖

↑とろろ昆布の甘酢がいいアクセント。

帆立磯辺巻き

↑炙り帆立とシャリとパリッとした海苔の
三重奏。

目鯛の塩麹焼き

↑上にかかっている魔法のカラスミパウダー
が普通の塩麹焼きからランクアップな一皿。

雲丹食べ比べ
（根室馬糞雲丹　三陸紫雲丹　北海道塩水雲丹）
¥4,500

↑こちらはコースとは別の追加オーダ品。
コースだけでも十分に満足な内容なので雲丹
好きでなければあえてオーダする必要はない
と思うが、この日の馬糞雲丹は非常に濃厚。

いくら・雲丹のせごはん

↑グチャグチャに混ぜて頂く旨味珍味。

とうもろこしの茶碗蒸し

↑とうもろこしを粉砕して茶碗蒸しに混ぜた
物かと思いきやとうもろこしの実をたっぷり
と茶碗蒸しに詰めた一品。ダイレクトに
とうもろこしの美味しさが伝わる茶碗蒸し。

中トロ

↑炙ってなくとも美味い一貫。

甘海老塩麹　海老の味噌

↑カワハギとカワハギの肝の組み合わせで
頂くような旨味の一貫。味噌が美味い。

炙り金目

↑シャリと金目の間に入っている刻みネギ、
表面軽く炙った香りで美味さアップな一貫。

穴子

↑フワトロの一貫。

トロたく巻き

↑トロとたくあんのバランス良好。

玉　塩麹胡瓜の漬物

↑スフレのような玉と麹の効いた胡瓜。

お椀

↑少々濃い辛めな赤出汁のお椀。

デザート
（羊羹　無花果コンポート　白玉　抹茶ソース）

↑これまた最後にいいポイント突く一品。
繊細な抹茶ソースと羊羹、白玉の組み合わせ
は宇治金時を連想させるデザート。
無花果コンポートも地味に美味い。

お店の場所・予約方法

ＪＲ各線　上野駅不忍口・広小路口から徒歩1分程度
東京メトロ　銀座線・日比谷線　上野駅5b出入口から徒歩1分程度

予約方法：電話予約又はネット予約

TEL：03-6284-4795

予算（参考）

滞在時間：およそ1時間程度

注文した料理　おまかせ握りコース、雲丹食べ比べ（追加）、余市ウイスキー：1杯

会計：19,637円　※税、10%サービス料込（2023.06現在）