地元淡路島の食材を中心にした美味い美味い和食
ビル6F、カウンター10席のみ。本来は日曜定休となっているが、ごくたまに営業している事もあり筆者訪問日も日曜日昼の部にたまたま空席があり訪問。
開店入店時のあまりのオペレーションの悪さに一瞬大丈夫なのかと不安になったものの、料理が始まってからはその不安も一気に消えた。
季節の食材を余す事なく豪快に使用して料理を提供する光景はまるで東京四谷三丁目の「はらまさ」を思い出させる光景。
最初から最後まで旨味珍味の連続といったところだろうか。使用している食材から考えれば今となっては北新地界隈の高ウマ日本料理店の中ではこれでも良心的な値付けとなるだろう。
夜の部の早い時間帯は予約受付開始から早々に埋まる傾向にあるが、まだ極端に予約が取れない状況でもないので機会あれば再訪したいお店である。
料理内容(参考)
ある日の季節のおまかせコース
アサリ シジミ ハマグリ
↑ほのかな生姜の香りと醤油に3種の貝の旨味
エキスが上手に引き出されていて美味しい。
この後の料理に期待高まる一品。
キャビア 赤貝 サザエ
↑塩分濃度低めのキャビアと酸味ジュレが合う
合う。このキャビアは非常に食べやすい。
フグ 雲丹
↑フグだけで食べてもクリーミーな雲丹を
のせて食べても美味い。
本マグロ 黄身醤油 黄柚子
↑脂がのっていて黄身醤油とも合う。
白甘鯛 鼈スープ仕立て
↑口に入れた瞬間、白甘鯛の旨味が広がり
鼈スープと良い相性。山椒の香りも旨味
を増幅させる。
お米 フグの身 花山葵 焼白子
↑うん、混ぜたら美味い白子リゾット。
フグ出汁と白子の旨味がたまらん。
淡路島梭子魚 菜の花ソース仕立て
↑梭子魚も美味いが、塩分控えめの菜の花
のソースが美味い。
フグ唐揚げ 春巻き
↑唐揚げは缶ビール片手にケンタッキーの
ように貪り食べたくなる味わい。
春巻きは鼈のエンペラ部をゼラチンコラーゲン
を煮込み潰してスパイス、ハーブを効かせて
揚げたもの。もはや春巻ではなく珍味。
オクダトマト
(撮り忘れ)
↑箸休めの一品。
トリュフ ポルチーニ 茶碗蒸し
(撮り忘れ)
↑香り良すぎて撮るより先にスプーンが動いた
一品。これも美味かった。
肉料理
↑生胡椒の塩漬けとシャトーブリアン。
普通に美味しい。
お食事
↑肉そぼろとトリュフご飯、甲殻類の出汁で
作ったカレーが完成度高くてお代わりしたく
なる味わい。特にカレーはテイクアウト販売
求む!
豆乳和三盆パンナコッタ
↑普通に美味しい。糖分と塩分でポテチを
食べている時のような感覚にならない事を
祈るのみ。
お抹茶と桜の金平糖
お店の場所・予約方法
JR東西線 北新地駅11-23出入口から徒歩2分程度
予約方法:ネット予約
ネット予約:OMAKASE
予算(参考)
滞在時間:およそ2時間半程度(ランチタイム訪問)
注文した料理 季節のおまかせコース、ハイボール:1杯
会計:34,000円(2023.03現在)※使用する食材によりコース料金変動あり
※コース料金は昼夜同一