l’equateur(エクアトゥール) – 麻布十番/フレンチ・イノベーティブ

東京都

第二章「Equateur Plus(エクアトゥールプラス)」

もはや紹介する間でもないくらい食通の間では有名な元麻布にあるエクアトゥール。

予約が取れない事で有名な事(故にミシュラン・ガイドには非掲載)と基本的には2人利用以上での予約しか受付していない事もあり、第一章として営業していた当時、筆者も当日のドタキャン空席枠にて発見した予約枠で一度訪問したきりとなり半分は存在していない空想のレストランと化していた。

昨年末に第一章⁈が閉店し2023年1月よりカンテサンスとエクアトゥールの2店舗を経験したシェフが引継ぎ第二章の扉が開かれた。当然⁈引き続き予約は取れないだろうと諦めていたのだが、この日もたまたま数日前にドタキャンと思われる空席が出ていたため訪問する事が出来た。

(もはやドタキャン空席枠を掴む運だけはピカイチかもしれない。)

店内はカウンター6席、個室1部屋6席と第一章から変わらず。第一章と同様、(だったと記憶している)メイン(この日は牛、羊、鳩肉)とデザート(この日はクレープ、ゼリー、パイ)は3つの中から食べたい物を選択する。

2023年4月現在、1人利用については予約当日利用した際に次回予約を入れる事で定期的な1人利用での訪問も可能との事。(定期的な訪問は最初の関門を奇跡的に突破した人のみという事になるのだろうか。)

現状は第一章の形態をそのまま引き継いだ事もあってかシェフの個性があまり見られないが、第二章では今後どのように進化していくのか楽しみである。

が、残念ながら出張が多い筆者は次回はいつ訪問出来るのやら…。

料理内容(参考)

ある日のおまかせコース

宮城のサヨリ炙り焼き、うにのソース、キャビア

↑うにをピューレ状にしたソースと長芋を素麺
状にして仕上げた一品。サヨリが美味い。

香住蟹 豆乳葛粉フリット 若ごぼう

↑香住蟹の餡状のソースとサクサクフリット
、ごぼうの根と茎の食感が合わさって美味い。

パン 米粉・ブリオッシュ・カシス

↑ママの味に品を持たせたような旨味引立つ
無縁バターが美味い。どのパンも食欲が湧く
食欲増進剤のようなポジションが印象的。

北海道黒鮑、うるい、白クラゲ、ホワイトアスパラ

↑中華料理に出てくる一品のよう。前回訪問
時にも似たイメージの一品が出てきたような。
グレープフルーツソースで後味サッパリ。

フォアグラ ヨシキリザメのフカヒレスープ 温泉卵

↑温泉卵を崩した後の味変を楽しむ一品。

蛍烏賊タルタル、筍ドライトマトペースト、竹墨

↑蛍烏賊タルタル美味〜。
トマトペーストで若干スペイン寄りだろか。

海老真薯 牛タン サマートリュフ

↑美味しいプリっとした海老春巻。
牛たんとゆり根をピューレ状にしたソースと
赤ワイン、マディラ酒を合わせたソースが
相性良い。

鹿児島真魚鰹 西京味噌と木の子 ブールブランソース

↑西京味噌とブールブランの相性が意外。

中華麺 セリ 白魚 カラスミ

↑第1章の時はこのタイミングで煮麺とか
出てきた記憶が。もうエクアトゥールの
お決まり事なのだろう、美味しい。

オマール海老を巻いたフランスラカンの鳩肉

(撮り忘れ)

↑焼き加減が絶妙!
美味しいフレッシュ・レバーを頂いている
時のような食感がたまらない。オマール
海老の絡み具合もGood!

クレープ アイス バナナチップ チョコレートソース

↑バナナクリームの甘いクレープに極端に
主張しない苦味の効いた春菊のアイス。
赤オリーブとバナナチップの程よい歯応え。

カヌレとハーブティー

お店の場所・予約方法

東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線 麻布十番駅5a出入口から徒歩12分程度

東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線 六本木駅1B出入口から徒歩12分程度

予約方法:ネット予約

ネット予約:OMAKASE

予算(参考)

滞在時間:およそ2時間半程度

注文した料理 おまかせコース、白州ハイボール:1杯、グラスワイン:3杯

会計:46,827円(2023.04現在)

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