お店のコンセプト通り好きな時
に自由に使える上質フレンチ

ＪＲ鹿児島線の黒崎駅から筑豊電鉄に乗り換えて数駅先が最寄駅となるフレンチレストラン。

店内は1階のテーブル席と2階の個室席。詳細間取り図はレストラン公式HPに掲載されているので訪問時はそちらを参照してもらいたい。

料理はランチ、ディナータイム共にコース料理のみ。物価高騰のご時世にも関わらずランチタイム、ディナータイム共に1万円以下のコース料理の用意があり非常にリーズナブル。

詳細は記載しないが、ドリンク類もノンアルコール、アルコール共にこのご時世には考えられない値付けに筆者も驚かされた。

2024年4月のランチタイムに訪問させてもらったが、厨房には店主1人、ホール1人という体制で1階、2階席両方を見回っているためか、入店してから最初の料理が提供されるまでに非常に時間がかかったという印象が強く残る。故に食事に時間をとれない行程での訪問はおすすめしない。

逆に言えばオペレーション以外の味、値付けについては文句なしのレストランとなるため時間をかけてゆっくりと食事を楽しみたい方には北九州の中でもおすすめしたい一軒になるだろう。

料理内容（参考）

ある日のランチコース（menu b）

ささみ・アボカド・カニ・セロリの
カルパッチョソースエルブ

↑使用している食材とのバランスから口の中
で感じられるのだろうか。まさにササミを
カルパッチョで仕立てたらこういう味わいが
理想になるだろうというポイントを突いて
くるような一皿に筆者の中でも謎の感動が
得られた一皿で美味しい。

焼きたてフランスパン

↑焼きたてのモチカリっとしたパンだけで
進む美味しさ。一皿目が提供されるまでに
30分程度時間を要していたのも実はパンの
焼き上がり具合に気を配っていたからか？

平目のポワレ　ホウレン草のソテー
ドライトマトと二種のオリーブのソース

↑皮の表面カリカリに、身はフワッとした
食感の平目と糖度高めなトマトソースが印象
に残る美味しさ。

サーロインのグリエ　ジャガイモのフォンダン
バルサミコソース

↑サーロインの火入れベスト。優しい味わい
のジャガイモのファンダンと対照的にパンチ
力のあるバルサミコソースと細かく砕いた
ガーリックの融合が印象に残る一皿。

デセール盛り合わせ

↑この日はココナッツのブランマンジェ、
はちみつのアイスクリーム、ガトーショコラ、
オレンジピールとチョコレートのキャトル
カールの4種。特にココナッツの風味を
効かせたブランマンジェのクオリティが
非常に高く美味しいと感じた一皿。

食後のお飲み物

↑コーヒー・紅茶・エスプレッソの３択。

筑豊電鉄　穴生駅から徒歩5分程度
ＪＲ鹿児島線　黒崎駅からタクシーで10分程度

予約方法：電話予約

滞在時間：およそ2時間程度（ランチタイム訪問）
注文した料理　menu b、和歌山県産生姜まるしぼりジンジャーエール：1本
会計：4,290円　（2024.04現在）