名古屋の王道グランメゾン

名古屋高岳の町並み保存地区にひっそりと佇む旧邸を改装した店内。バーカウンターを通り抜けた先に天井の高いホール席があり個室空間等は東京四ツ谷にあるhotel de mikuni（オテル・ドゥ・ミクニ）の邸宅側の空間と似た雰囲気を感じさせられる。

一度ランチタイムに訪問させてもらったのだが、グランメゾンとしては破格の値付けではと思える内容だっただけに機会あれば再訪したいと思っていたところたまたま名古屋出張が入ったためこの日はディナータイムに再訪させてもらった。

平日夜の利用とあって利用者はホール席に筆者1名、コース終盤で老夫婦1組出会ったため非常に静かな空間でゆっくりと食事を楽しむ事ができた。

こちらのお店はお手洗いが2階にある為、足腰の弱い方には少々利用しずらいかもしれない。階段の途中にはシェフの歩んできた道のり（写真集）が綺麗にまとめて飾られているので時間に余裕があればゆっくり眺めてみるのもいいだろう。

料理内容（参考）

ある日のコースメニュー

玉葱のキッシュ

↑ランチタイムもディナータイムも最初の
一品はほぼこの一品との事。熱々プルンプルン
のキッシュはやはりインパクト大。

三重産・サヨリのマリネと茨城産・カリフローレ

↑バルサミコソースとサヨリ、カリフローレ
の食感と甘さが合わさった一品。

人参のムースと蟹身を浮かべたコンソメのジュレ

↑繊細な味わいの人参ムース。蟹身を浮かべた
コンソメジュレはシェフの得意とする一品なの
だろうか。以前ランチタイムに頂いた桃の冷製
スープもスープ状にした桃の繊細な味わいと蟹身
とコンソメジュレをベースに敷いた一品で
あり美味しく頂いた。

カナダ産・オマール海老の冷製　2分30秒の食感　佐賀産・白アスパラガスのサラダ仕立て

↑オマール海老サラダ仕立てとオマール海老
アスパラガス仕立ての両方の味を楽しめる一品。
左右に配置された一品が異なる味わいを引き
出してくれる為、面白い。

北海道産・帆立貝と茸のソテー　愛知産・鱚のフリチュールと共に　クレーム・ド・コキラージュ

↑帆立以上に旨味を感じる濃厚ソースが美味！

知多半島沖・天然鯛のグリル　蒲郡産・菜の花をあしらって　ソース・ブールブラン

↑ブールブランソースと火加減絶妙な鯛に
サッパリとした菜の花がよく合う。

北海道産・蝦夷鹿のポワレ

↑蝦夷鹿とトリュフソースがよく合う。
普通に美味しい。

ボネとグラスバニーユ　マンダリンとアプリコットを添えて

↑ココアプリンをチョコとクリーム別々にして
表現したのだろうか。
若干酸味のあるマンダリンとアプリコットで
口内サッパリと締めくくる。

ワゴンデザート

↑グランメゾンでワゴンデザートを見ると
ついつい全種類食べてみたくなる。
誘惑に駆られるのだが、マナー違反アンド
食べ過ぎになるので2〜3種チョイス。

食後のお飲み物と子菓子

各線名古屋駅　桜通口からタクシーで15分程度

名古屋市営地下鉄桜通線　高岳駅2出入口から徒歩12分程度

予約方法：電話予約又はネット予約

駐車場：有

滞在時間：およそ2時間程度

注文した料理　おまかせ9品コース、ノンアルコールスパークリングワイン：1杯、グラスワイン（赤）：1杯

会計：16,819円　（2023.01現在）