福岡を代表するロケーション抜群のグランメゾン
大濠公園駅から徒歩4〜5分程の場所にある大濠公園沿いにある福岡のグランメゾン。1F受付にて予約名を告げるとウェイティングスペースへ案内されるので準備が出来次第エレベータにて2Fのメインダイニングへと案内される。
グラスノンアルコール、アルコールワインが1,000円台後半から、ペアリングワインが5,500円からの提供となっているのでランチタイムであれば1人10,000円前後で楽しめる。
平日であれば筆者がオーダしたコースよりもさらにリーズナブルなコースも用意があるので10,000円以下でも楽しめるはずだ。
この日頂いたコース料理の全体的な印象としてはソムリエのセレクトしたペアリングワインが料理の美味しさを引き立たせたと思える皿が多いように感じられた。ペアリングの有無、アルコールが苦手な方への配慮によりきちんと料理の味付けを変えているのであればそれこそ絶賛したくなるフレンチレストランなのだろうが、筆者は初訪問ゆえその点は残念ながら不明である。
この手のレストランとしては珍しくテーブル会計にはなっておらず1F受付にて会計を済ませる事になるのでその点は要注意。
ウェイティングスペース
↑右奥のエレベータにて2Fへ。
メインダイニング
↑昼夜見える光景がガラッと変わる(らしい)
大濠公園沿いのロケーション。写真の丁度
反対側に個室席がある。
料理内容(参考)
ある日のDejeuner Bコースとペアリングワイン
LALLIER
↑まずは名門シャンパーニュで乾杯。
ランチタイムは大濠公園の景色を眺めながら
ゆったりとした時間を過ごしたい。
アミューズ・ブーシュ
(鶏と沼のパテ、ひよこ豆のフムス、
ワラサのマリネ、ジェノベーゼケークサレ、
パニプリ)
↑大濠公園の池の形を模したプレート上に
インドスナックも混じったアミューズ。
ワラサのマリネの上にのった日向夏の酸味
ケークサレの上に乗った豚の背脂、パニプリ
のオニオンとベーコン風味の生クリームと
ベースとトッピングによる味変を楽しむ一品。
Dom. Renucci Cuvée Vignola Blanc
↑烏賊料理にヴェルメンティーノのペアは
最近良く見るパターン。烏賊の塩気をワイン
で補うのだろうか。素人ゆえ謎。
前菜
(烏賊の炙り ズッキーニ)
↑トマト、胡瓜、キーウィ、海ぶどうで
華やかさが増す。こちらも2種類のソース
(豆、サフラン)の味変を楽しむ一品。
パン
↑パンは2種用意。外側カリッ内側モチッと
しているフランスパンと酵母パン。高千穂
バターとよく合う。
スープ
(ポワロー葱の冷製スープ)
↑葱のはずなのだが、この味わいは玉葱。
上にのせたコンソメゼリーとよく合う。
美味い。
Imperial Gran Reserva
↑メイン料理がさっぱりとしたソースとの事
でテンプラニーリョかピノの2択。普段耳に
しないぶどう品種が気になりスペインを選択。
メイン料理
(熊本県産赤牛 福岡野菜)
↑肉料理ソースとしてはめちゃサッパリ系。
テンプラニーリョのしっかりとした味わいの
ワインと合わせないとパンチがないのか
余計にワインと共に味わいたくなる一品。
2015 Roccolo Grassi Recinto
della Valpolicella DOCG
↑この日1番素晴らしいと感じた一杯。
貴腐ワインの味わいだが貴腐ワインではない。
自宅にストックしておきたいが甘口タイプの
在庫は現状ほとんど無いようで残念。
デザート
(抹茶アイス ショコラのクレームブリュレ)
↑ビターなショコラブリュレや抹茶と甘口の
ロッコログラッシワインが素晴らしい相性。
このペアでデザートが一気に印象強くなり
コースの満足度を上昇させたかもしれない。
プティフール/カフェ
(フィナンシェ/ピスタチオのパイ/
パート・ド・フリュイ)
↑チェリーソースが入ったフィナンシェ、
ラズベリーのパート・ド・フリュイ等コース
の最初から最後まで味変を楽しむ内容と
思えた料理の数々。ハーブティーで〆。
お店の場所・予約方法
福岡市地下鉄空港線 大濠公園駅3又は6出入口から徒歩4分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:092-751-3340
駐車場:有(※有料)
予算(参考)
滞在時間:およそ1時間半程度(ランチタイム訪問)
注文した料理:Dejeuner Bコース、ワインペアリング
会計:13,189円(2023.06現在)