ristorante giueme(ジュエーメ) – 大曲/イタリアン

秋田県

リゾットの美味しさに感動あり

場所は大仙市大曲駅からタクシーで10分程の場所になる。

店内はテーブル席20席程。前回訪問時は1/3程度空席だったかと記憶しているが、久々の再訪日は運が良いのか悪いのか6人、2人、9人、筆者含めた1人訪問と店内キャパをほぼフル活用。故に一斉スタートとはいえ、一皿一皿の料理提供に非常に時間がかかった印象がある。

料理は昼夜おまかせコースのみ、一斉スタート制となる。ランチタイムはコース料理2種、メイン料理有無の違いのみとなる。

久々の再訪もやはりコース料理の一品、リゾットの美味しさは不思議と印象に残る一皿になる。

秋田近郊にお住まいの方であれば、一度は訪問してもらいたいレストランのうちの1軒だ。

料理内容(参考)

 ある日のランチBコース

前菜と野菜の盛り合わせ
(岩手穴子のバフォーレ/T-FARM.田口康平
さんの無農薬野菜/クレソンのスプラウト/
プロシュートコット/ラディッシュの葉/
ハイブリットサーモン/ナスタチウムの花/
水蛸と山内里芋のクロケッタ/鹿児島指宿
にしやま農園の豆類/秋田平目のカルパッチョ)

↑無農薬野菜をカポナータ煮込みをピュレに
して敷いたペコリーノ・ロマーノの一品や
ピュレにした人参が濃厚な旨味で美味。
程よい塩気のプロシュートコットと下に敷いた
キャベツを北イタリア風にスパイスを使用
した一品、虹鱒とサーモンのかけ合わせを藁
で燻製した一品にチコリの仲間、プンタレッラ
の苦味を加える等、旨味と対照的に野菜を
入れた合わせは見た目華やかな野菜サラダ。

その日のスープ料理
(ズッパ ディ ファジョーリ)

↑この日は金時豆、うずら豆、白インゲンの
3種の豆を裏漉ししてトマトベースのスープ
にバジルペーストとオイルで仕立てた一皿。
前菜盛り合わせで頂いた濃厚なピュレやソース
に負けない豆豆豆さを感じる濃厚旨味ズッパ。

全粒粉のパン

↑フランス小麦と天然酵母ブレンド。
外側カリカリ、中モチモチ。
この日は1種類のみ。

季節のパスタ料理
(マテ貝とホワイトアスパラ、蛤のキタッラ)

↑美味しい旨味海苔ソースの主張が強く説明
にあったキタッラの小麦の香りは何処へ状態。
小麦の香り主張がもう少し強かったら印象が
変わっていた一皿かもしれない。

本日のリゾット料理
(玄米 蛍烏賊 蕗のとう 苺)

↑無農薬ササニシキの天日干し玄米を発芽
させた発芽玄米のリゾット。プチッと弾ける
ような食感の玄米に遠くで苺を感じる味わい
に味噌の詰まった蛍烏賊と微量の蕗のとうの
苦味によるバランス感。久々の再訪だったが
やはりリゾットの美味しさに感動あり。

メイン料理
(鹿のレアロースト ビアンケットトリュフ
マッシュポテト モリーユ茸)

↑臭みの無い癖のない鹿肉は咀嚼でサッと
胃に入る美味しさ。大地、根茎、土に絡む
食材が詰まった一皿。

ドルチェ
(八朔、オレンジ、赤ワインのテリーヌ/
オレンジのセミフレッド/八朔チップス/
アングレーズソース)

↑八朔、オレンジ、赤ワインでまとめた
テリーヌがバランスのとれた印象に残る
美味しさ。これはテイクアウトで頂きたい
口内さっぱりとさせる品の良い味わい一品。

お茶菓子と食後のお飲み物
(パンナコッタ/イタリアンメレンゲ/
カントゥッチ)

↑舌にのせるとサッと溶けるアールグレイの
メレンゲは素晴らしく繊細。蒸して固めた
パンナコッタはソースなくともパンナコッタ
だけでも優しい味わいと感じる美味しさ。
食後の飲み物はこの日はコーヒー、紅茶、
カモミール、ミントティからチョイス。

お店の場所・予約方法

JR秋田新幹線・奥羽線・田沢湖線 大曲駅からタクシーで10分程度

予約方法:電話予約又はネット予約

TEL:0187-73-5053

駐車場:有

予算(参考)

滞在時間:およそ1時間半程度(ランチタイム訪問)
注文した料理 おまかせコースA、ノンアルコール白ワイン:1杯
会計:4,785円 (2022.05現在)

滞在時間:およそ3時間程度(ランチタイム訪問)
注文した料理 おまかせコースB、ノンアルコールスパークリング:1杯、ノンアルコール白ワイン:1杯
会計:9,014円 (2024.03現在)

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