一品一品どれも美しく、
食べ疲れしない日本料理
博多区住吉にある日本料理店。住宅街のマンション1F駐車場奥にお店があるため、初訪問者には若干わかりにくい場所にある。お店は座敷が2つ、カウンター6席。
店主は大阪味吉兆で修行された後、独立。どの料理も見た目の美しさと美味しさがバランスよく交差。大阪の照屋同様、途中で食べ疲れしないコース料理故、福岡で和食を食べたいと思えた時に候補として挙がる1軒になる。
料理内容(参考)
ある日の昼おまかせコース
湯葉蒸し
↑下に梭子魚、京都丹波シメジを焼いた物に
上から温かい餡を掛けた一品。脂ののった
梭子魚の旨味に優しい味わいの湯葉で包まれた
ホッと心を落ち着かせるような味わい。
煮物椀
(鐘崎甘鯛 北海道蕪 松茸 柚子)
↑繊細な出汁美味。軽く皮目パリッとした
歯応えのある甘鯛が好印象。松茸も香り味わい
共に素晴らしい。
造里
(五島ヤイト鰹/黄韮/鯛/アオリイカ)
↑皮目炭炙りのヤイト鰹の燻製香がたまらん。
3日寝かせの甘味豊富なアオリイカと塩麹の
裏漉しの塩味の交差が印象に残る味わい。
いくらの蒸し寿司
↑気持ち味濃いめのいくらと温かいシャリ。
八寸
↑秋の彩。葉が綺麗に色付かないのも温暖化
の影響だろうか。
柿、胡麻クリーム、刻みアーモンド、柚子/
佐賀黒無花果、クリームチーズ、千葉生落花生
、フィンガーライム/
熊本天草車海老、あられ揚げ、海老足/
卵焼き/宮崎牛股肉、生胡椒醤油漬け、クレソン/
根三つ葉のお浸し、京揚げ
↑佐賀黒無花果の蜜とクリームチーズで酒の肴
になる珍味系、そこにフィンガーライムが
少量入るだけでこれほどフレッシュな珍味に
なるとは想定外。3時間低温で焼いた卵焼きも
繊細な味わいが記憶に残る一品。
鰆の杉板焼き
↑鰆は勿論、焼いた胡桃をのせた枝豆の白和え
と軽い歯応え残る銀杏が美味。
炊き合わせ
(北海道南瓜/金時人参/博多長茄子/ほうれん草/
愛知豊橋冬瓜)
↑野菜の旨味を引き出すためだろうか。
自宅で味付けする野菜以上に薄味の仕上がりに
驚き。国王南瓜が美味。
御食事
(栗ご飯/香の物/赤出汁)
↑米の甘味と栗の甘味のバランスが際どい所を
突いてきていて美味しい。
さつま芋のアイス/炊いた栗/
カラメルソース/クッキー
柿プリン/無花果とシャインマスカット/
柿ソース
↑芋アイスと栗で口内ガッツリ甘さ残る一品。
お抹茶を一気に流し込みたくなる味わい。
お抹茶
お店の場所・予約方法
JR博多駅からタクシーで5分程度
予約方法:電話予約及びネット予約
TEL:092-409-6113
駐車場:無
予算(参考)
滞在時間:およそ2時間程度(ランチタイム訪問)
注文した料理 おまかせコース、櫛田ジンジャーエール:1本
会計:14,500円 (2024.11現在)