広東料理 かたおか – 薬院大通/中華料理

福岡県

糸島食材を活かした福岡の
創作広東料理

福岡、薬院大通駅から徒歩10分弱、高級タワーマンションの建ち並ぶ浄水エリアにある広東料理店。シェフは日航ホテル福岡の中華の元料理長。

店内はカウンター7席とテーブル席は個室2部屋の造り。カウンター両サイドが個室となっているため互いの部屋の会話は聞こえず密会には最適である。

料理は2024年6月現在は昼夜数種のおまかせコース料理のみ提供。ランチタイムであれば、1万円以下のコースもある。

ドリンクメニューは中華料理定番の紹興酒からソフトドリンク、ワインは赤白4〜5種類程度用意されている。ボトルが1.5〜2万円前後だっただろうか。

比較的繊細な味わいの広東料理が食べたくなった時の候補としてなんだかんだ定期的に訪問しているお気に入りの一軒にはなるが、毎度糸島食材と広東料理スパイスとの組み合わせに感動がある。

予約もそこまで取りづらくはないので福岡、中華ジャンルで美味しい物を食べたくなった時の一軒として覚えておきたいお店になる。

料理内容(参考)

 ある日の厳選食材のランチコース

先付け
活海鮮三種盛り
長崎本マグロ 葱と柚子胡椒のオイル漬け
壱岐ヒラス 香り醤油和え
壱岐真ダコ 麻辣和え

↑毎度先付けから驚かされる食材は「和」
なのに味わいは広東料理で味わうスパイス。
和と広東料理スパイスの融合だろうか。

前菜
旬を彩る糸島野菜いろいろ

↑こちらも毎度見た瞬間、自分だったら絶対
途中で作るのやめている糸島食材の盛合せ。
食材に合わせて甜麺醤、八角等のスパイスを
使った糸島野菜はどれも美味しい。この日
強く印象に残ったのは鶏ガラ南瓜の口溶けと
杏露酒のアルコール飛ばしてはちみつ加えて
5日程度漬けたトマト。フルーツトマトの
理想系と思えた味わい深い一品。

スープ
鳥取境港紅ズワイ蟹とフカヒレのスープ

↑蟹身とフカヒレがたっぷり入った
定番スープ。普通においしい一品。

海鮮料理
活あわび 香港式セイロ蒸し

↑鮑の下には春雨、口にするとこれまた複雑
な味わいが口の中で交差する。味付けは日本
の濃口、薄口、シーズニング、ナンブラーの
5種の醤油をブレンドし中国醤油を色付けで
使用との事。鮑以上に味付けが印象に残る。

壱岐活〆ヒラメ 自家製カラスミ炒め

↑ヒラメを噛んだ時にグッと感じるスパイスが
たまらん一品。塩味効いた唐墨が良い
アクセントになっていて美味。

肉料理
宮崎牛イチボ肉の備長炭焼き
黒胡椒ソース 糸島野菜飾り

↑黒胡椒ソースが脂の旨味を上手に受け止め
引き立てる素材に負けない味付けが印象的。

麺飯
鶏そぼろの冷たい汁そば

↑玉蜀黍の汁と鶏ガラの汁でスープを作った
汁そば。前日に訪問した桜坂駅近くの
イタリアン「チリエージョ」でいただいた
長崎ホイップコーンのパスタを汁そばで表現
したような玉蜀黍の甘味が効いた箸進むそば。

デザート
杏仁豆腐 糸島プリンスメロン飾り

↑杏仁豆腐の旨味を増幅させる糖度高めの
糸島メロンが美味しすぎる。

お店の場所・予約方法

福岡市地下鉄七隈線 薬院大通駅2出入口から徒歩8分程度

予約方法:電話予約又はネット予約

TEL:092-707-0290

予算(参考)

滞在時間:およそ1時間半程度(ランチタイム訪問)
注文した料理 厳選食材のランチコース、烏龍茶:ポット
会計:11,990円 (2024.06現在)

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