Chef’s Table(シェフズ・テーブル) – バンコク/フレンチ

バンコク

ラグジュアリーホテルの中で頂く極上フレンチ

バンコク市内にあるラグジュアリーホテル lebua at State Tower(ルブアアットステートタワー)の61階にあるフレンチレストラン。

正面玄関ホテル入口にコンシェルジュデスクがあるのでレストランに行きたい旨を伝えると各レストラン行きの高速エレベータ前まで案内してくれる。待機しているスタッフにレストラン名と予約名を告げ確認が取れると一旦64階まで昇りそこから各レストラン専用エレベータに乗換えて61階へ降りる。

エレベータの扉が開くとバンコク市内を一望できるバルコニー兼展望台のウェイテングスペースへ案内される。アペリティフを勧められるので、しばらく夜景を眺めながら待機。準備が出来次第レストランメインフロアへと案内される。

Chef’s Tableというレストラン名に相応しく中央のキッチンスペースは東京神谷町にあるレストラン「SUGALABO」のようなキッチン。ゲストシートは東京銀座「L’OSIER(ロオジエ)」のようなイメージだろうか。中央のキッチンをゲストシートがゆったりと囲む配置となっている。

空間を最大限使用する為か、手荷物等を管理する場所が全く無いのでできる限り手ぶらでの訪問をおすすめする。

コース料理はおまかせコース1種類のみだが、前菜からデザートまでメニューに記載された2択どちらか食べたいものを選択できるようになっている。アレルギーや苦手な食材があればこのタイミングで伝えておこう。

どの料理もやはりソースが繊細で食材との相性が素晴らしい。魚料理で提供されたブロッコリーソース等はブロッコリーの香りとキャビアソースが若干癖のある鯖と見事な相性であったし鴨とマスカットソース等もマスカットソースプラス繊細な泡で作ったソースを加えた鴨の美味しさを引き立てる味わいであり印象に残る一品であった。

食後の飲み物はコースに含まれていないが、この日は筆者深夜便で日本へ帰国するため、カフェインが入った飲み物は避けたかった事もありカフェインレスの飲み物を自由に選択出来たのも逆にありがたいと思えた。

食後の満足感は2019年にシンガポールの「Les Amis(レザミ)」を訪問した時(当時は2ツ星で2022年現在は3ツ星)の食後感と同じような感覚だった事から3ツ星に近い2ツ星レストランではないだろうか。

食事中に数組、記念日やハネムーンと思われるグループに遭遇したが、このレストランはまさにそんなハレの日に使いたくなるレストランであろう。

料理内容(参考)

ウエイティングルーム兼展望台

バルコニーそのものは素敵な造りなのだが、バルコニーから見える光景はありきたり・・・、と思うのは筆者だけだろうか。

ちなみに、ここで注文するノンアルコールアペリティフはどれも一杯1500THB(¥6,000)。普通にワインを開けたら東京恵比寿のシャトーレストランと同じような会計になるのだろう。

ある日のコース料理

アミューズ3品

↑どれも口の中であっという間に溶けてしまう。
蟹身を砕いた一口アミューズが印象的。

パン各種

↑フランス料理定番のミルクパンと
ブリオッシュは旨味たっぷりお腹ぽっこり。

King Crab Leg, Green Apple
Cucumber Cannelloni,Horseradish

↑胡瓜と青リンゴの相性は悪くない。
蟹身も悪くないが日本で頂く茹で蟹と比較
したらまだまだ遠い美味しさ。

Artichoke “Á La Barigoule”
Conté Cheese, White Truffle

↑アーティチョークとコンテチーズ、
これに白トリュフの香りが見事な相性。

Atlantic Mackerel Fillet,Celtuce
Caviar Impérial de sologne

↑味気のない鯖にキャビアとソースが
良く合う。

Brittany Lobster,Sand Carrot
Turmeric,Tarragon Aroma

↑泡のロブスターソースが印象的。
人参は普通。

Roasted Challans Duck,Onion
Tangy Grape,Walnut,Sauce Duet

↑鴨のグレープソース添え。
皿に散りばめられた胡桃がいいアクセント。
2ndでグレープ単体で味わえるのも良い。

Cheese Selection

↑チーズ盛り合わせ…代わりのシェフサラダ。
これはペロリと頂けた一品。ドレッシング
が繊細な味わいで美味しい。

Confit Quince,Orange Marmelade
Islay Single Malt Ice Cream

↑メニューは1つ、お皿は4つ。
シングルモルトアイスの爽快感と燕の巣を
イメージしたアプリコットのカダイフ巻き
は甘さ控えめの記憶に残る美味しさ。

ルイボスティーと子菓子

お店の場所・予約方法

BTS Silom Line、Saphan Takshin(サパン タクシン)駅から徒歩10分程度

※バンコク市内宿泊先から向かうのであればタクシー推奨

予約方法:電話予約、メール予約、ネット予約

TEL:+66 (0) 2 624 9555

メール予約:dome@lebua.com

ネット予約:https://lebua.com/restaurants/chefs-table/(公式HP)

予算(参考)

おまかせコース1種 9200THB

滞在時間:およそ2時間程度

注文した料理 ノンアルコールアペリティフ:1杯、おまかせコース、スパークリングウォータ:1本、ルイボスティー:ポット

会計:13794.44THB(55,015円)(2022.11現在)

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