地産食材を中心とした北九州
小倉の美味いイタリアン
お店は小倉駅から徒歩10分、北九州モノレールの旦過駅がほぼ真下から見えるような立地になる。
カウンター6席、個室1部屋最大6名の店内は2022年にリニューアルオープンしているからなのか木目調のお洒落な空間となっている。料理は昼夜おまかせコース料理のみ。
ペアリングはスタンダードとプレミアムの2種(泡、白、赤)それぞれ4千円弱、7千円弱といった値付け、グラスワインが千円後半から二千円台。ボトルワインが2〜3万円台を中心に用意がある。
コースメニューに記載されている食材一覧から生産者を追っていくと九州全域から仕入れている事が分かるまさに地産地消のイタリアン。
北九州で高ウマなイタリアンを食べたくなった際に覚えておきたい一軒である。
料理内容(参考)
ある日のディナーコースと
スタンダードペアリング
泡
(BRUT NATURE FRANCIACORTA)
“循環”
海・山・土
↑さつま芋の冷製スープを球体状に閉じ込めた
一品は芋の糖度高く噛むとグッと旨味引き
立つ一品。スナップエンドウの豆とチーズ
フォンデュを合わせたタルトレットの一品は
遠くで感じるエンドウの豆の甘味とチーズの
バランス感、細魚とすじ青のりの一品は
美味い青魚を食した時の世界感そのもの。
ウイキョウ
青リンゴ
↑ホッキ貝、アスパラ、ウイキョウ、そこに
ルッコラとクレソンから抽出したソースと
青リンゴの泡で仕上げた一品。軽く炙った
ホッキ貝にこの抽出したソースと青リンゴの
僅かな甘味の泡が繊細さと美味さを引き出し
ていて記憶に残る一皿。
フォカッチャ
↑適度なモチフワのフォカッチャだけに
お代わりを頂いてしまうとついつい進む進む。
白
(CASA D’AMBRA FRASSITELLI)
↑ソムリエがお気に入りの1本と言うだけ
あって普段体験した事のないぶどう品種。
すっきりとした飲みやすさ故に筆者のような
対してお酒を飲めない人は要注意な一杯。
伝助穴子
↑炭火と藁でサッと焼いた伝助穴子はナイフ
を入れた時のフワッフワの弾力感に期待を
裏切らず口に入れてもフワッフワで美味い。
グリーンオリーブとエシャロット、ネギの
ソースはほぼ穴子にのせたマイクロクレソン、
コシアブラ、オリーブの実パウダーと融合
していてソースっぽさを感じさせない一皿。
黒いサルシッチャ
↑赤烏賊を一匹丸ごと使用したソーセージ。
酸化させた赤茄子と赤ワインビネガーを
使ったマヨネーズの組み合わせはもはや形を
変えた日本料理店で出てきそうで出てこない
酒の肴で頂くような旨味と味わい。
プロシュート ブッラータ
↑鹿児島ふくどめ小牧場の生ハムと水牛
ブラッティーナチーズを大葉とほうれん草で
巻いたフリット。フリットの中身が最強すぎ
て完全にK .O。遠くで甘味を感じるスナップ
エンドウのアイスパウダーとの相性も良い。
白
(LES CRETES VALLE D’AOSTA)
↑本来は赤だが、臨機応変に白でも対応可能
との事で別のワインをセレクト。
樽の香りが比較的強めと感じた一杯。
自然栽培”ミナミノカオリ”
古代小麦
↑糖度の高いトマトとバジルのソースが美味。
手打ち麺特有のモチモチ感が引き出された
パッパルデッレもGood!
GRAND VIN CHATEAU LATOR
↑こちらはたまたま同席していた天寿し常連
のお客様から飲みきれないのでよろしければ
どうぞと頂いた一杯。飲む事よりも食べる事
が好きな筆者にはありがたさより申し訳なさ
の方が上回っていた気がしなくもない一杯。
ご馳走様でした!
春野菜
薪焼き
↑炭で焼いて薪で燻したシャトーブリアン。
不味いはずがない火入れ抜群の口溶け肉。🍖
春野菜を使ったバーニャカウダが肉脂を若干
落ち着かせるような受け止め方が印象に残る。
北九州産井手浦米
ティラミス
↑お米を使用したティラミスとヨーグルトの
ジェラート。🍨
食後のお飲み物
↑コーヒー、紅茶、エスプレッソの3択。
お店の場所・予約方法
北九州モノレール 旦過駅最寄り出入口から徒歩1分程度
JR各線 小倉駅南口から徒歩10分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:070-4485-7871
予算(参考)
滞在時間:およそ2時間程度
注文した料理 おまかせコース、スタンダードペアリング
会計:21,450円 (2024.04現在)