鮨由う紬 – 六本木/すし

東京都

鮨由う系列の新店

お店は六本木駅から徒歩数分程の路地裏。昨年12月に銀座へ移転した「鮨由う」の跡地に入った尾崎氏の元で経験を積んだ田原大将のお店となる。

店内は「鮨由う」時代の店内を若干リニューアルしたほぼ居抜き。カウンター9席と最大4名の個室席1部屋。2024年1月現在は17:30と20:00からの2部制営業。土、日、祝日のみランチも営業。

六本木の中心地、鮨由う系列の中でも鮨由う翼同様、リーズナブルなコース料金の値付けに惹かれ直近で空席があった事もあり試しに訪問。

鮨ネタは移転した鮨由うで扱っている物とは異なるとの事だが、十分満足できる内容。また、「鮨由う」の時にコースに含まれていた食材がこちらのお店では一部追加オプション制となっている。

鮨由う翼同様、コース料金には飲み物も含まれておりメニューに記載のドリンクは全て飲み放題(一部のプレミアム日本酒等は1回限りのオーダ)となっている。ドリンクの選定は広尾にある筆者も再訪したい「鮨 在」のソムリエセレクト。

鮨とお酒(日本酒、ワイン共に)のマリアージュを破格で体験したい食いしん坊には最高の一軒となる事だろう。この日は筆者も含め全員次回の予約を入れて帰ったと記憶している。

オープンしてまだ一ヶ月少々だが、既に2人以上での予約については直近満席の状態。筆者のような一人食べ歩きが好きな食いしん坊であればカウンター席が奇数席の為、曜日にこだわらなければ直近でも予約が可能といった状況だろうか。

料理内容(参考)

ある日のおまかせコース

嶺岡豆腐

↑中身は牛乳、生クリーム、とうもろこし。
とうもろこしと生クリームのバランス抜群な
クリーミー豆腐。だんだん鮨店のつまみも
フレンチコース料理のアミューズの一品で
頂きたくなるような一品に近づいてきている
ような気がしなくもない。

白舞茸のお浸し

↑嶺岡豆腐から一転、口内サッパリとさせる
一皿。

三陸ワカメ

↑ポン酢でさっぱりと頂くワカメ。
美味い鮨店のワカメは自然と箸が進む進む。

蒸し鮑

↑シャリ、肝ソース、蒸し鮑のトリオ。
高旨鮨店では当たり前のように提供される
一皿となってきているが、それでも美味い。

煮穴子の天ぷら

↑サクッとした素揚げ状の大葉と煮穴子。

春子鯛

天狗舞

↑にぎりに合わせて頂いた一杯。
そこまで飲めない筆者だが非常に相性良く
あっという間に空いた日本酒。

こはだ

白甘鯛

仙禽 雪だるま

↑ラベルの可愛い仙禽雪だるま。
軽い酸のあるにごり酒。
郡山のにいだしぜんしゅ蔵元限定の1本
で感じた味わいに近い気がした一杯。

プリン巻き

↑あん肝をシャリに溶いて胡瓜と山葵で巻いた
プリン体たっぷりの鮨由う名物プリン巻き。
奈良漬と共に頂く子悪魔な巻物。美味い。
パフォーマンスは鮨由う時代から賛否両論。

メジマグロ

↑大葉、ネギ、生姜、胡麻で和えベースに
シャリあり。この辺りが鮨由う旨味ゾーン。

港区巻き

↑こちらの巻物もプリン巻きに負けず劣らず
蟹、雲丹、キャビアのプリン体トリオ。
紬ではコース値付けの都合!?でキャビアは
オプション。鮨由う時代にも食べているので
試しにキャビア抜きで頂いた一貫。不思議と
この日はカウンター席満場一致でキャビア
抜き。抜いても十分美味しい。

鰻の子丼

↑この日は愛知三河産一色鰻。皮目パリッと
関西風の焼き鰻と錦糸卵の美しい一皿。

磯自慢

↑完全に大将おまかせセレクトの一杯。

梅餡の茶碗蒸し

↑梅餡がお口直しにピッタリな一品。
サッパリとした味わいで美味い。

赤身

車海老

↑こちらはコースとは別の追加オーダ。
この日は白子の塩焼きか車海老のいずれか。
鮨由う時代にはもう少し選択肢があったような
気がしなくもないが、パッと決めやすい。
この日の車海老は想定外に大ぶりでプリップリ
な茹で車海老。美味いがまだ数貫提供される
事を考慮するとオーダしなくても十分お腹
いっぱいになったと若干後悔した追加の一貫。

中トロ

煮帆立

太巻

↑上には鮪、中には胡瓜、卵、干瓢、本日の
白身魚を入れた太巻で腹パン。

お椀

↑この日は蟹の殻で出汁をとったお椀。

お店の場所・予約方法

東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線 六本木駅6出入口から徒歩2分程度

予約方法:電話予約又はネット予約

TEL:03-3404-1134

予算(参考)

滞在時間:およそ2時間程度
注文した料理 おまかせコース、車海老:一貫(追加)
会計:18,000円 (2024.01現在)

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