LE PONT DE CIEL(ルポンドシエル) – 淀屋橋/フレンチ

大阪府

移転前に訪問しておきたかった大阪王道フレンチ

北浜にあるルポンドシエルビルに入っていた頃から一度訪問して見たいと思っていたもののなかなか都合がつかず気がついた時には淀屋橋へ移転してオープン3ヶ月目。

レストランまでの動線は名古屋新栄町にある「壺中天」と同様、駅直結となっているので雨が降っていようが、台風になっていようが駅から傘を使わずにレストランへ入店できる。

店内はコの字型カウンター14席と個室が4部屋。個室は最大18名入れるとの事で大人数での食事を楽しむにも適している。部屋の様子が気になるようであればオープン時間前に当日個室利用者がいない場合に限り眺める事も出来るようだ。

コース料理は、メニューにも表記されていない物もあり、この日はお口直しのグラニテ、タカアシガニの出汁でとったリゾット等も含めるとデザートまで10品程だろうか。

筆者のようなグルマンには嬉しい限りだが、前菜に辿り着くまでが意外と長く感じたので少食の方は要注意かもしれない。

パンは発酵した生地を見せ、焼き上げる。形と味は違えどこのスタイルは東京青山一丁目にある「NARISAWA」と同じだっただろうか。同じクオリティを期待してはいけないのは重々承知しているのだが、この日の発酵パンは筆者としては焼きたてよりも冷めてからの方が美味しいと感じた。

どの料理も提供された際に目で見て美味しそう(視覚からの刺激が強い)と感じられる料理が多く口に入れてなるほどと感じられる料理が大半を占めていた。特に今回撮り忘れたサラダ等は見た目から味まで文句無しの一皿だったと思える。

今回はランチタイム利用ではあったものの、滞在時間はほぼ3時間。時間に余裕のある際に訪問するのがベストだろう。

オープン直後だからなのかは不明だが、今後もこれだけのお料理、サービスで続けていくのであれば言い方は悪いが、非常にコスパの良い満足感の高いフレンチレストランだと思われる。

料理内容(参考)

ある日のランチ(〜アンスピラシオン〜)コース

小さなお口始め アミューズ1

↑季節の彩り、ムースのキーウィを緑茶の
ジュレでコーティングした一品や穴子の
フリット、レモンの香りで味付けした
スティックブロッコリーの触感が印象的。

小さなお口始め アミューズ2

↑帆立貝とサルボウ貝の2種。これにオニオン
ヌーボー、スイスチャード、マイクロ葉、
セロリ等。貝エキスとハーブオイルの香りが
染み込んだスープが美味。

小さなお口始め アミューズ3

(撮り忘れ)

↑アートサラダ。一番美しい一品だっただけ
に撮り忘れていて非常に残念。
ラズベリービネガーと砂糖を合わせて泡立てた
ソース、オリーブオイルに卵黄とマスタードの
ピューレ、ロメインレタスのピューレの3種。
砕いて頂くのが勿体無いと感じる一品。

タカアシガニとホワイトアスパラガス

↑旨味珍味。蟹味噌入りで旨味増幅。
キャビアとブラッドオレンジでよりアートな
演出。

メカジキのロースト 春野菜のエチュべ ビーツのソース

↑薪釜で焼き上げたメカジキ。身が厚い。
ビーツソースとメカジキが合う。

お口直しのグラニテ

↑2種類から選択。この日は赤ワインを使った
グラニテ。意外にもフレッシュ。

ニュージーランド産仔羊背肉のロースト 季節の野菜を添えて

↑2皿で1皿の料理として表現。
骨の周りに付いている脂身がめちゃ美味い。
芽キャベツ、天豆、えんどう豆、モリーユ茸
が仔羊肉の脂分を見事に中和している。

タカアシガニの出汁 ハム リゾット

↑お腹に余裕があればとの事でオーダ。
微妙に「和」を感じ取れる味わい。

小さなデザート

↑後がけ苺シロップでやっぱりアート。
ヨーグルトムースと苺の実と苺シロップなら
肉料理の後だと余計に美味しく感じる一品。

柚子とショコラのクルスティアン ショコラのアイスクリーム

↑最後までアート作品。
筆者が興味関心あるのは食べるだけ。

コーヒーと子菓子

お店の場所・予約方法

大阪メトロ御堂筋線・京阪本線 淀屋橋駅15号出入口直結

予約方法:電話予約又はネット予約

TEL:06-6233-5005

駐車場:無

予算(参考)

滞在時間:およそ3時間程度(ランチタイム訪問)

注文した料理 コース(〜アンスピラシオン〜)、ノンアルコールスパークリングワイン:1杯、ペリエ:1本

会計:15,972円 (2023.03現在)

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