四季折々に訪れたいジビエ料理専門店
夏の鮎に鰻、すっぽん、鹿、猪。そして冬の月鍋と四季折々にジビエ料理を楽しめる名店。ジビエ特有の獣臭を嫌う人も多いが、ここで出されるジビエ料理は別格。
一度でも訪問した事がある方であれば冬場になるとまた行きたいな〜と思い出すお店のうちの一軒ではないだろうか。
ここで提供される鼈スープで煮た熊の手はスープが非常に繊細な味わいで熊の手の脂肪分が非常に美味い。
鍋の中でしゃぶしゃぶのようにして頂く熊肉も旬の野菜との組み合わせ方により美味しさが引き立つ幸福の一品!
冬の月鍋は予約難易度が高く最近は予約受付開始からあっという間に埋まってしまうほどの予約のとり辛さ。筆者、この時は数日前にたまたまドタキャン空席が出た事とたまたま友人の都合がついたので訪問する事ができた。
機会あれば一度は訪れてもらいたい美味しい山の恵を頂ける宿であろう。
料理内容(参考)
ある日のおまかせコース
先付
(鯉の子、鮎の熟鮓、蕗の薹の揚げ物)
↑山川珍味の先付に濃厚な黄身玉。
まだ食べ始めなのに雪は変わらず降り続け
京都に戻れるのか若干不安にさせられる。
お造り
(鰻、鯉、鹿のロースト)
↑ジビエらしさなら鹿のローストは肉肉しさ
いっぱいの味わい。
熊の手 鼈のスープ
↑詳細不明だが、提供できる日が限定される
熊の手。熊の手の脂肪分はとにかく美味い。
スープの繊細さも記憶に残る味わい。
ホンモロコの塩焼き
↑琵琶湖のホンモロコ。
香り、苦味、甘味の調和がとれたワカサギ
ともまた異なる味わい。
月鍋
(ツキノワグマ、セリ、おたふく春菊、
ネギ、なめこ、とち餅)
↑コメント不能な程に美味しいツキノワグマ
とクマ脂が染み込んだ出汁で頂く山の幸。
これは中毒性の高い至高のジビエ料理。
猪の塩焼き
↑ツキノワグマが脂豊富な分、逆にサッパリ
と(実際は脂多めなのだろうが)感じた一品。
自然薯の雑炊
↑〆の食事は雑炊もしくは手延べうどんの
いずれか。本能的に雑炊が美味しそうと
感じたので雑炊選択。
生きてて良かったと感じる心安らぐ一品。
水物
(柿のアイス 野苺添え)
↑柿のソースが口内の動物脂を綺麗サッパリ
流し落とすような一品。
お店の場所・予約方法
京都市内からタクシーで45分
JR湖西線 堅田駅からタクシーで30分
※鍋料理と共にお酒を楽しみたい方、また特に冬季期間は雪道の運転に慣れていない方はタクシー利用をおすすめする。(道路上に動物が飛び出してくる事も日常茶飯事なのでマイカーで訪問される方は要注意)
予約方法:電話予約又はネット予約
電話:077-599-2058
駐車場:有
予算(参考)
滞在時間:およそ2時間半程度
注文した料理 月鍋コース、酒類:4杯程度
会計:¥85,008 (2022.01現在)
※会計は2人分