「常盤鮨」から「鮨ゆうき」へ
2024年3月、広尾駅から広尾散歩通りを進み「鮨 在」の前を通り過ぎた徒歩数分の路地を入った先に店名改め移転オープン。
3月に新潟新発田の「鮨 登喜和」を訪問した際や御成門近くにある「冨所」の2Fにある「イジョコタス」を訪問した際に何かと話題に挙がったため移転後に初めて訪問させてもらった。
店内カウンター8席と個室1部屋最大6人席。記憶が確かなら関内常盤鮨の時と同じ定員数だったはずである。
料理はランチのおまかせ握りとランチ、ディナータイムどちらでも注文できるおまかせコースの2種。こちらも関内にお店があった時と変わらない。
鮨激戦区の広尾地区でどのような立ち位置になるのか今後の展開が楽しみな一軒である。
料理内容(参考)
ある日のおまかせコース
鳴門わかめ 新玉葱
↑ポン酢で和えた一品。
千葉富津 マコガレイ 兵庫室津 鳥貝
↑噛めば噛むほどに旨味が出てくる鳥貝が
印象に残る一皿。
明石 蛸
↑塩でとの事だったが、蛸だけを口にしただけ
で十分に塩気を感じた一皿。
太刀魚の塩焼き
↑おろしと酢橘で頂く焼き加減絶妙なホクホク
とした太刀魚は美味。
兵庫室津 牡蠣
↑極細の刻み海苔が何とも言えない旨味を
引き出す一皿。
初鰹
↑早漬け醤油くぐらせアサツキネギと生姜を
醤油漬けした一皿。
マハタの酒蒸し
↑酒の香りプンプンで適度な歯応えのマハタ
は酒のすすむ一皿。
蛍烏賊
↑味噌漬けで軽く炙った一皿。酒の肴。
春子鯛 昆布締め
↑噛むとプリップリとした歯応えに遠くで
感じる昆布の旨味。
アオリイカ
↑甘味の詰まったねっとりアオリイカ。
千葉勝浦 黒ムツ
↑見た目以上に厚切りな黒ムツ。美味。
アオヤギ
↑旬の時期だからなのかこの日は全体的に
貝類がどれも非常に美味。歯応えも良。
金目鯛
↑とろけ具合が素晴らしい。
塩釜 赤身
↑画像加工しなくとも美しく輝く赤身。
能登 岩海蘊
↑出汁で炊いた岩海蘊。出汁が繊細で美味。
これはお口直しにピッタリな一皿。
中トロ
↑トロ〜リ口溶けな一貫。
桜鱒
↑山葵ではなく和辛子で握った一貫。
ふんわりとした口溶けが印象に残る。
赤貝
大トロ
↑毎度感じる美味いレアな肉。
小肌
↑適度な酢締め。
車海老
↑プリプリで美味。
唐津 赤雲丹
↑種類多すぎて一期一会状態な雲丹。
甘味が比較的強めでスッと口で溶ける一貫。
穴子
↑フワトロ穴子。
玉子
↑芝海老のすり流しと出汁巻きの食べ比べ。
遠くで甲殻類の味わいを感じるすり流しと
出汁巻きは共に若干甘くかといって最近良く
あるカステラ系やクレームブリュレ系ではない
あくまで「玉子」として頂ける一品。
この日は他に鯖、酢締め鯵、煮蛤、ほっき貝
平貝の用意有。
デザート
↑常磐鮨時代からの定番デザート。
この日は塩、ほうじ茶、ヨーグルトの3択。
お店の場所・予約方法
東京メトロ日比谷線 広尾駅2出入口から徒歩3分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:03-6277-0468
予算(参考)
滞在時間:およそ2時間程度
注文した料理 おまかせコース、麦焼酎:1杯
会計:30,300円 (2024.04現在)