繊細さと美味しさが際立つ焼鳥店
正直、都心駅近のお店とあってあまり期待していなかったのだが、ここは最初に提供される数品の料理で完全に虜になってしまった一軒である。
一品目のアミューズや二品目のスープは一瞬、今日は美味しいフレンチを食べにきたんだったっけ?と錯覚させられる繊細な味わい。
串もササミ、レバー、ネギの鳥皮巻等どれも繊細さと美味しさがクロスする味わい。そして〆のとり中華そばもまた繊細。
想定外の美味しさに直近の空席日を再度予約して訪問したのだが、これだけ便利な場所だとそのうち簡単に予約できなくなるのだろうか。
料理内容(参考)
ある日のおまかせコース
九条ねぎのサブレと鶏のパテ/
スモークチキンのスケッタ/
ハイビスカスのメレンゲとフォアグラの
テリーヌ
↑毎度毎度焼鳥店らしからぬ一品から始まる
旨味。スモーキな香り旨味を放つスケッタは
毎度感動させられる一品。この日のパテも
ねぎとパテの繊細なバランス感。
愛媛・宮崎地鶏のコンソメ
↑美味いダブルコンソメ。
既に焼鳥店に来た感覚がなくなる二品目。
胸肉
↑程よい皮パリ食感が楽しめる胸肉。
ラディッシュスプラウトが良きアクセント。
9種類の野菜サラダ
↑季節野菜を詰め込んだ一皿。推定、オクラ、
ズッキーニ、玉蜀黍、ミニトマト、枝豆、
さつま芋、パプリカ、茄子、人参と思われる。
ササミと大葉
↑燃es定番の一串。ササミのとろける口溶け
とそれを邪魔しない大葉の融合。
姫っ子地鶏のふりそで
↑皮パリ、地鶏ジューシー。
ただただ美味いの一言。
鶏の茶碗蒸し
↑鶏のビスクとちょい塩気を効かせた花びら
茸が良い旨味アクセント。
つくね
↑半生とミディアムレアの境界を突いたよう
な口の中でポロッと溶けるつくね。
北海道ジェットファーム アスパラ
↑なんと蛍光色の美しいアスパラ。
シンプルに塩でアスパラの旨味を楽しむ一串。
レバーパテ
↑パテと上にのせた巨峰がアクセントになる
パテ。
砂肝
↑程よい歯応えの臭みなき砂肝。
飛騨高山東農園 茄子
↑口の中でサラッと溶ける口内火傷注意な
熱々茄子。
ズッキーニの糠漬け
↑ほのかな甘味を感じるズッキーニ。
口当たりさっぱりと頂ける箸休め的存在。
レバー
↑もはやフォアグラとしか言いようのない味
と口溶け。美味い美味い。
椎茸
↑噛んだ時の半端ない椎茸汁と炭の香りが
バランス良く口の中で融合する一串。
ある意味、脳裏に焼きつくような旨味。
ネギと股肉の皮で包んだネギマ
↑シャキシャキ葱と葱の間に上手く股肉が
絡んでいてかつ表面パリパリの皮。
鶏そば
↑定番だが毎回美味しく〆られる一品。
むしろこの一杯を求めて訪問したくなるの
かもしれない。繊細な汁と麺。
お店の場所・予約方法
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線 六本木駅4b出入口から徒歩2分程度
予約方法:ネット予約
ネット予約:OMAKASE
予算(参考)
滞在時間:およそ2時間程度
注文した料理 おまかせコース、知多ハイボール:2杯
会計:¥12,100 (2023.08現在)