Trésonnier(トレゾニエ) – 富山・笹津/フレンチ

富山県

「L’évo」の跡地にオープンしたフレンチレストラン

リバーリトリート雅樂倶内で営業していたL’évoの跡地にオープンしたフレンチレストラン。

料理は昼夜おまかせコースのみ。全国的に有名店となったL’évoと異なり非常にリーズナブルな値付けで頂けるフレンチレストランとなる。

L’évoを訪問した1週間後に訪問させてもらったが、一皿一皿のポーションもL’évoと比較して大きめであり食いしん坊には満足感の高いレストランといった印象がある。

レストランとはあまり関係無いのだが、リバーリトリート雅樂倶内のレストラン利用者は無料で露天風呂、大浴場を利用できるというちょっと変わったサービスもあるので日帰り利用でも宿泊利用でもホテルレストラン食べ歩き利用でも楽しめるので富山で是非とも一度は訪問してみてほしい施設となる。

料理内容(参考)

ある日のランチおまかせコース

Salle de Trésor

ヤギチーズ/クリタケ/仔猪/
シャケ/バショウカジキ

↑バショウカジキの生ハムが独特な熟成方法
とあってか燻した香りと旨味がガツンと印象
に残る一品。

↑蕨を練り込んで作った里芋とシャケを
使ったクロケット。里芋の存在が大きい一品。

↑黒部山羊のチーズを絡めた自家製子猪から
作ったベーコンを練り込んだケークサレと
L’évoでも見た黒部山羊のチーズから作った
グジェール。気のせいかグジェールはL’évo
の倍近いポーションとあって赤万願寺唐辛子
がクリームと合わさってはっきり味が分かる。

海素麺(海藻)

↑2品目からコースメニューにない一品。
シンプルに海素麺に火を入れてスープ仕立て
にした一皿。当然⁉︎あっさりとした味わい。

シロカワカジキ

↑今年採れた大正餅の藁で炙った旨味の濃い
サス。加賀野菜の金時草を添えた一皿。
藁の香りとサスの燻し具合が独特。

富山新湊漁港 天然サクラマス

↑鱒のコンフィにオリーブオイルと蕪で軽く
マリネし蕪のピューレとサクラマスを炭火で
焼いた出汁を旨味で出したソースで仕上げた
一皿。かぶらずしのようなイメージだろうか。
富山の扇一ます寿しで頂くような鱒のレア感
や口溶けの旨さに繊細な蕪のソースが合う。

パン

↑富山県産米粉パン、全粒粉のパン、フルーツ
からとれた粉を使ったバケットの3種類。
ブリオッシュのような風味と旨味を引き出す
米粉パンが筆者は非常に印象に残ったパン。

ハモ 野沢菜

↑炭火で焼いた鱧と野沢菜、蕨の塩漬けと
コンソメの中で火を通して煮詰めた富山の
天然松茸。鱧と煮詰めた松茸が相性良い。
野沢菜だけで食べる分には美味いが合わせ
で頂いた時は若干?と感じた一皿。

ツキノワグマ 山のキノコ

↑ツキノワグマの肉とコンソメに天然茸
(なめこ、榎、柴茸、ムキ茸)春菊を合わせた
一皿。味わいが比良山荘の月鍋状態。
もうフレンチではなく完全に和の世界観。
これは蕎麦放り込んで食べたくなる一皿。

高志の紅ガニ

↑2週間前に訪問した際にもう一度食べたい
な〜と思っていた記憶に焼きつく一皿。
薪の炎で軽く燻した蟹身は焼き蟹と蟹味噌と
冬瓜と蟹のスープ。蟹と蟹味噌は富山お料理
ふじ居で頂く蟹しゃぶ蟹味噌付けのような
味わい。右側のスープはフレンチ技法で作り
上げたスープ。和と仏の融合表現だろうか。

穴熊のポトフ

↑魚飛ばしてメインディッシュかと思いきや
シェフからのサービス…。故にメニューに
無い一皿。そもそもサービスで提供する
ポーションではないように思うのだが…。

赤身よりも脂身の旨味が非常に印象的で
バターのようなクリーミーさを感じる一皿。
美味しく完食させてもらったが、この後の
魚料理と肉料理が完食できるか若干不安に
不安になってくる一時。

目鯛 日野菜カブ

↑目鯛を乾燥熟成させドクダミ、日野菜蕪を
マリネしたものに葉の香りを出汁にした
ソースで仕上げた一皿。日野菜蕪マリネと
脂ののった目鯛が相性良く美味しい一皿。

立山放牧牛 カブ 茗荷

↑この日は赤身股肉を薪の炎で焼き上げ
ソースは肉の旨味、赤ワイン、焦がし玉葱
から作り出し蕪、秋茗荷、シャカシメジを
添えた一皿。放牧牛から若干の炭火の香りを
放っていてシンプルに美味しい。

ショウガ ミカン

↑🍊をベースに敷いて新生姜とカボスを
使ったシャーベット。仕上げにカボスの
ピールを塗した一皿。酸味の効いた🍊に
さっぱりとした生姜で口内スッキリとする
一皿。これは美味い。

クリ

↑栗アイス、栗スポンジ、栗パウダーと🌰
づくしの富山栗のモンブラン。
美味いが正直口の中が非常に甘くなる一皿。
ブルーベリーとカシスを合わせたソースの
酸味が甘さを抑える救いの手だろうか。

アップルミントティー/カリンシロップ
ドクダミカヌレと塩生キャラメル

↑アップルミントティーでリフレッシュと
思いきや、再度口内甘ったるくさせる塩生
キャラメル。糖分と塩分の口内循環。
ドクダミカヌレは優しい味わい。

お店の場所・予約方法

JR高山線 笹津駅から徒歩15分程度
富山駅南口からタクシーで30分程度

予約方法:電話予約

TEL:076-467-5550

駐車場:有

予算(参考)

滞在時間:およそ2時間程度(ランチタイム訪問)
注文した料理 おまかせコース、ノンアルコールペアリング4種
会計:17,400円(2023.10現在)

滞在時間:およそ2時間半程度(ランチタイム訪問)
注文した料理 おまかせコース、Trésonnier特製ジンジャーエール、ノンアルコール赤:1杯
会計:15,310円(2023.10現在)

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