しっかりとした味付けの
美味しい料理店
日本料理店「かんだ」でオープン当初から修行後、2016年に鎌倉にお店をオープン。そして2020年10月に姉妹店として神谷町にお店をオープン。2022年現在も鎌倉に「茶房空花」がある。
カウンター6席、半個室2部屋6席の店内。筆者、昼夜共に訪問した事があるが、全体的にしっかりとした味付けの料理となっておりメイン料理と〆の土鍋ご飯、甘味も数種類の中からチョイスできるので食いしん坊ならどれにしようか迷ってしまうワクワク感と嬉しさがある。
特に夜は全体的にボリュームが多いので、少食であれば予約時に伝えておくと良い。
(2023年8月追記)
2023年8月現在、ランチタイムの営業は鎌倉店との営業の兼ね合いもあり事前に電話で要確認、要予約。夜は料理長おまかせコース3種(¥15,000、¥20,000、¥25,000)となる。
料理内容(参考)
ある日の料理長おまかせコース
自家製湯葉お浸し 金時草 無花果胡麻和え
↑食材それぞれの持ち味を活かし甘味は全て
無花果へ。これぞ選択と集中!
蒸し鮑のお造り
↑サッと湯に通したワカメと旨味凝縮した
蒸し鮑。肝ソースと辛味強めなおろし山葵
が効いて美味しい。
鱧の焼き霜 梅醤油
↑鱧の表面の炙り加減が素晴らしい。
何とも言えない若干の歯応えの残り具合が
絶妙。梅醤油と合う一皿。
蟹真薯の椀盛り
↑なんとまあ素晴らしい出汁のバランス感。
細かく砕いた蟹身たっぷりの真薯と共に
頂く幸せの一杯。冬場はさらなる期待。
雲丹といくらのお寿司
↑おっ、そろそろ秋が近づいてきたサイン
だろうか。いくらを噛んだ時の旨味の出方
が冬場に頂く濃厚さに近づいている感覚。
八寸
(梭子魚と水茄子/大間の本鮪/
太刀魚と零余子/蛸のやわらか煮/
芋のずいき)
↑さっぱりとしたおろしゼリーがかかった
梭子魚と水茄子、美味しい鮨店のつまみで
頂く程よい甘さの蛸やわらか煮、サクッと
揚がった梭子魚がこの日は印象的。
池の鮎
↑鮎の美味しさ以上に蓼の葉、おか湯、
酢で作り上げた蓼酢が旨味の元。
独特のとろみが何とも言えない味わい。
鼈鍋
↑この日は鼈鍋/すき焼き/牛の炭火焼きから
食べたい物を選択。この時期の鼈鍋はあまり
聞かないが料理長が今日入った鼈は美味しい
との事で選択。沸騰状態で目の前に出されて
しばし冷めるまで待機。夏の鼈でこれだけ
ゼラチン質豊富なら文句なしの美味しさ。
暑すぎて夏に食べるには別の意味で不向き
かもしれないが…。
鱧ご飯
↑この日はしらすカラスミご飯/鮎ご飯 /
黄身ご飯 /鱧ご飯から選択。季節ご飯との事
で鱧ご飯をオーダ。お代わりしたくなる
味わいに結局鍋丸ごと完食。
デザート
(蕨餅/甘酒・ほうじ茶・黒蜜の最中アイス
/酒粕チーズケーキ/白ワインゼリー/羊羹)
↑盛り合わせ…ではなくこの中から2種類を
選択。写真以上に現物はどれも美味しそう
なので何だかんだ迷う。
お抹茶
↑苦味なくすっきりと頂ける味わい。
お店の場所・予約方法
東京メトロ日比谷線 神谷町駅2出入口から徒歩1分程度
予約方法:電話予約及びネット予約
TEL:080-4071-0555
予算(参考)
滞在時間:およそ1時間半程度
注文した料理 おまかせコース、加賀棒茶:ポット
会計:25,410円 (2023.08現在)