ジェローム氏が手掛ける
スペイン料理レストラン
市ヶ谷駅から徒歩数分の好立地な場所にあるスペイン料理店。店内カウンター席とテーブル席のみ。オープン当初、1万円以下でランチが食べられた事と当時の記憶では美味しかったという印象もあってか今回ディナータイムに久々に再訪。
シェフは元スペインバルセロナSant Pau(サンパウ)のエグゼクティブシェフ。
2024年10月現在は14,000円と19,000円のコース2種、アラカルト料理はお休みとなっており代わりにコースに追加オーダ制で単品料理を注文できるスタイルとなっている。日曜日のみランチも営業。
ペアリングドリンクは3,5,7種アルコール、ノンアルコール共に用意があり呑んべえでも下戸でも楽しめるようになっている。
料理は全体的にしっかりとした味わいで美味しく当日でも予約がとりやすい事もあってかスペイン料理が好きな食いしん坊ならお気に入りの一軒になるのではないだろうか。
料理内容(参考)
ある日の季節のディナーコースと
ノンアルコール3種ペアリング
Verjus
3 Amuses アミューズ
↑黒オリーブと中にアーモンドを練り込んだ
生地、マンチェゴチーズからとったクリーム
ミモレット、北海道帆立のタルタルにいくらと
柚子の皮、海老のコロッケの3種。
バルタパスのイノベーティブ表現だろうか。
パン コン トマテと生ハム
ハモン イベリコ ベジョータ3年熟成
↑自家製パンのトーストに生トマトを
擦り付けオリーブオイルと熟成豚のせの一品。
江戸川橋のシオタで頂くチャバタのような
ペロリと頂ける旨味な一品。
NON 1
↑鮨すがひさ以来のNON。
すがひさで頂いたのは7だっただろうか。
サルボレッホ
↑西瓜を使ったサルボレッホ。アンダルシア
地方で食べられるガスパチョに似た味わい。
胡瓜巻きの中にフレッシュな西瓜と海老、
バジルからとったオイルのバジルシード。
鰹 ピスタチオ
↑宮城県産鰹を藁で燻して燻製にした物。
ピスタチオとギンディージャのソース、
燻製した玉葱のソースにシャインマスカット、
トマト、赤玉葱を細かく刻んだ一皿。
若干の柚子胡椒から和を感じるスパニッシュ。
本日の魚
↑高知県産メダイをソテーしたもの。カヴァに
イタリアンパセリのオイルを使ったソースと
茄子の天ぷら、海藻ミックス。
ソースがブールブランソースベースでカヴァの
酸味が美味な旨味と感じる皿ごと舐めたくなる
ソースで印象に残る味わい。
ヤマ・ソービニオン
↑葡萄果汁の甘味たっぷり含んだ一杯。
セルド ロメスコ
↑千葉県産、林SPFポーク。ジャガイモの
ガレット、紅いピールジャムとロメスコ。
甘いピールジャムとナッツとパプリカの
ロメスコソースがポークの旨味引き立てる。
チーズプレート
↑コースとは別のチーズプレート。
この日はフランス、日本、スペインの3カ国で
とりそろえた盛り合わせ。
ジェロームチーズケーキ
↑ジェローム氏が宇宙一美味いと豪語する
バスクチーズケーキ。サンセバスチャンの
La Viñaよりとろ〜り、カーサフリアンより
しっかりとまとまった食感だろうか。
呑んべえ向けに若干塩気強めに感じた一皿。
ハーブティー
↑食後の飲み物はグローバルスタンダードの
別途オーダー制。
プティフール
↑少量の抹茶パウダーがかかったココナッツ
風味のチョコレートとりんごのベニエ。
ドーナツの旨味をりんごで表現したような
メタボ腹に要注意な旨味の塊。
柘榴のアイスキャンデー
↑〆は柘榴の酸味でリフレッシュ。
お店の場所・予約方法
JR中央線・東京メトロ有楽町線・南北線・都営地下鉄新宿線 市ヶ谷駅3出入口から徒歩3分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:03-5357-1921
予算(参考)
滞在時間:およそ2時間程度
注文した料理 季節のおまかせコース、ノンアルコール3種ペアリング、ハーブティー:ポット
会計:19,200円(2024.10現在)