日本料理 太月 – 表参道/日本料理

東京都

コース料理を頂いて口に合えば
次回以降は店主おまかせで!

昨年8月のリニューアルオープン以降、一度も訪問していなかった事もあり今年2月に訪問後、再度5月に訪問させて頂いた安定の日本料理店。

リニューアル後は以前のように個室席でギャーギャーと騒ぐ声が丸聞こえにならないようカウンター席と個室席が完全に分けられている事もあり以前よりもカウンター席はより一層落ち着いた雰囲気となっている。

24年5月現在はランチタイム2回転、夜1回転営業となっており平日のランチタイムと土曜日のランチ、ディナータイムは子連れ訪問が可能。故に土曜日は家族連れで予約争奪戦になるとの事。

リューアル前後に何度か訪問して一通りそれぞれのコース料理を頂いて思うのは、店舗HP等で案内されている価格の決まったコース料理よりも隠しコマンドのような存在感の店主おまかせコース(好み苦手等の要望や量の要望等により各個人で値段が変動するコース料理)が一番満足感を高められるのではないだろうか。

故に昼夜いずれかで価格の決まったコース料理を頂いてみて口に合えば次回以降は店主おまかせのコースを予約時に指定しておいた方が一層楽しめるのではないかと思われる。

料理内容(参考)

ある日の店主おまかせコース

昆布出汁

 

↑何を口にしたのか忘れてしまいそうな酒杯
の美しさに見惚れるものの、しっかりと昆布
の旨味を感じる昆布出汁で「和」の世界へと
引き込まれる最初の一品。

そら豆すり流し/北海道無添加雲丹/
出汁ジュレ/紫蘇の花

↑そら豆の旨味を強く感じるすり流しに口の中
でサッと溶ける雲丹と足りない塩味分は
さっぱりとしたジュレで補うような一品。

備前軍鶏とホワイトアスパラの玉締め

↑下の茶碗蒸し以上に備前軍鶏の出汁のパワー
が素晴らしいと感じた一品。若干食材優勢な
気がしなくもないが美味しく頂けた一品。

煮物椀
(淡路鱧/こごみ/蓴菜/柚子)

↑一番出汁で口内リセットしてから頂く鱧と
季節物の蓴菜が美味しいと感じた煮物椀。

マコガレイの薄造り/紫蘇の芽/ビーツのより/
ネギ/エンガワ)

↑単なるお造りと思いきや添えられたポン酢、
あん肝ポン酢が珍味系の酒の肴に変化。

どんちっちノドグロ/みどり酢/はじかみ生姜

↑脂たっぷりのどんちっちノドグロに胡瓜と
キリッとした千鳥酢で作ったみどり酢で
ノドグロを味わいさっぱりと頂ける一品。

八寸
(京都賀茂茄子/鱒寿司/枝豆のかき揚げ/
軍鶏の肝を使った松風/京都鳥貝)

↑あげ浸しにして新生姜をのせた賀茂茄子は
さっぱりと食べやすい味わい。吉野煮の鳥貝は
すし良月で頂いた鳥貝に近い旨味を感じる。
レーズンを入れた軍鶏の肝松風も地味に酒の肴
になる一品。桜鱒ともまた異なる味わいの
マスノスケの鱒寿司も塩味抑えられて美味。

相模湾煮鮑/肝ソース

↑あるあるの美味しい組み合わせだが出汁が
効いた肝ソースが独特な印象を残す一皿。
新生姜を入れたいり蒸しでペロリと頂ける。

押し麦が入った麦ご飯と縮緬山椒

↑つくね芋のとろろで頂く麦とろご飯。
漬物、玉子、牛しぐれ煮等のおかずセットで
ご飯が進む、進む。

ウドと桜エビのかき揚げ

↑日によって変わる追加のおかず。いくつか
選択肢があるのでお腹の空き具合で要調整。

ブルーベリーのババロア/
キャラメルとアーモンドのアイス最中

↑常にトリオでデザートは配置するのかと
思いきやこの日は一品別盛りのデザート。

葛切り

↑口内さっぱりとさせるシンプルイズベスト
な〆の葛切り。

お店の場所・予約方法

東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線 表参道駅B2出入口から徒歩3分程度

予約方法:電話予約又はネット予約

TEL:03-6450-5991

予算(参考)

滞在時間:およそ2時間程度
注文した料理 店主おまかせ、麦焼酎:1杯
会計:27,830円 (2024.05現在)

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