道内で楽しむ本格京料理店

市営地下鉄東西線西18丁目駅最寄り出口の裏手にある日本料理店。コース料理は北海道と京都の食材が組み合わさった料理が主に提供される。

食べ歩き好きであれば全国日本料理店のあの見慣れたデザイン事務所設計の店内。カウンター席7席と個室1部屋になる。2024年7月現在、料理はおまかせコースのみ1回転。

ドリンクメニューはルイロデレールクリスタルの10万円台を頂点にその他は一般的な料理店とほぼ変わらない値付け。

北海道で京料理を味わいたい方、関西まで移動するよりも札幌に移動する方が近い方におすすめしたい日本料理店の一軒になる。

料理内容（参考）

ある日のおまかせコース

紫蘇香煎茶

食前酒

↑この日は赤武。京都伏見の「稼ぎ頭」の
ようにサラッと飲みやすい食前酒で美味。

冬瓜と鮑の蓴菜掛け

↑冷えた大きな蓴菜で暑い夏の夜にさっぱり
と頂ける一皿。

玉蜀黍の茶碗蒸し

↑上には小樽紫雲丹。玉蜀黍の旨味をあえて
抑えているのだろうか、雲丹の旨味が引き
立つ冷製茶碗蒸し。これは美味。

お造り
（鯛、アオリイカ）

↑毎度の事ではあるが、アオリイカの甘味が
印象に残る味わい。

鱧のお椀

↑京都山科の辛くない青唐辛子が入ったお椀。
出汁の繊細さは京都の料理店と比べると…。

八寸
（琵琶マスのちまき寿し/もずくずわい蟹/
鱧寿司/さつま芋のレモン煮/北海島海老/
枝豆/鱧の子玉子）

↑塩味が抑えられていて理想と感じた琵琶
マスと芋きんとんのような甘味のさつま芋が
印象に残る旨味と味わい。

トキシラズ　そら豆

↑レア感を残した焼き加減。焼きすぎると
パサパサになるのでしっとり感の残る焼き方
で提供しているとの事。美味。

茄子、芋、トマトの炊き合わせ

↑山科茄子と富良野フルーツトマトが美味。

お食事
（玉蜀黍と万願寺唐辛子のご飯）

↑玉蜀黍の甘味が効いたお箸が進むくんご飯。

水菓子
（夕張メロン/余市紅秀峰/シャインマスカット）

↑素材の良さに勝るもの無し。
糖度高い夕張メロンはガツンとくる旨味。

自家製水羊羹

↑夕張メロンと対照的に品の良い甘さが
印象的で非常に溶けやすい水羊羹。

薄茶

札幌市営地下鉄東西線　西18丁目駅4出入口から徒歩1分程度

予約方法：電話予約又はネット予約

滞在時間：およそ3時間程度
注文した料理　おまかせコース、麦焼酎：1杯
会計：27,467円（2024.07現在）