三鷹にあった「肉割烹しんしん」が高円寺に移転オープン
元々、三鷹駅北口から徒歩数分の場所にあった肉割烹しんしんが2023年4月1日より高円寺にて店名を変更して移転オープン。高円寺南口から徒歩3分程度。目印は1階にあるラーメン店が3件並んだ建物の2階になる。
店内はカウンター6席、テーブル4人1席と三鷹で営業していた時のような個室スペースはない。
現状はおまかせコース1本のみ。一皿毎のポーションは少なめではあるもののコースの品数は多いので普通にお腹いっぱいになる量である。
肉割烹というと胃に重いイメージがあるかもしれないが、肉を主張する料理と間間で口直しにあたるようなさっぱりとした一品が提供されることもあり最後まで美味しく頂ける。
お会計も思わずニッコリとしてしまう価格帯となっているので中央線沿線に住んでいる方であれば知っておいて損はない1軒になるのではないだろうか。
料理内容(参考)
ある日の肉割烹コース
先附
笹身と北海浅利せんまいの煮浸し
↑一品目はサッパリとしたササミと浅利。
八寸
蝦夷鹿と春韮の辛子酢味噌
仔牛叩きとふきのとう味噌
ハーブホースの双美手巻寿司
ハチノスとえんどう豆の柚子浸し
↑蝦夷鹿と和風味付けのハチノス
(トリッパ)が想像以上に美味。
替わり肉鉢
ダチョウ昆布締めと汲み上げ湯葉
花わさびのジュレ
↑ダチョウとサッパリとした花わさびジュレ
の相性良し。湯葉も美味。
肉吸
出雲猪肉と蓮豆富の水雲椀
↑猪肉以上に大豆の香りが強烈な
蓮豆富の味わいが印象に残る一品。
向附
宮崎牛友三角と牛シビレの
冷製フルーツトマトのソース
↑パスタを入れて食べたくなる冷製フルーツ
トマトソース。肉で合わせるには少々勿体
無い旨味と思えたソース。
温物
牛タンと牛タン団子のスープ蒸し
↑牛タンと牛タン団子で奥深いダブルコンソメ
のような美味しさが引き立つ一品。
酢の物
松阪豚と若芽・蕗の胡麻酢
↑肉肉しい料理の後にサッパリとした一品。
春の小鍋
岩手産ほろほろ鳥と春野菜の小鍋
↑ほろほろ鳥と野菜で身体温まる一品。
お口直し
上ミノと新玉葱の香梅なます
↑新玉葱の糖度が高くて美味しい。
香梅の酸味と玉葱の甘味で口内リセット。
炭火焼
本日の特選牛二種と温野菜
↑この日は常陸牛シンシンと北海道十勝牛
ランプ。どちらの肉も脂の口溶け具合が良い。
ごはんもの
鴨肉と筍の土鍋炊きごはん
赤出汁 香の物
↑ごはんに程よく肉の旨味が染み渡っている
のでごはんが進む、進む。ペロリと食べ
切ってしまった。
甘味
天豆の翡翠豆富と大納言
↑黒みつをかけたシンプルな翡翠豆富が
甘味に相応しい一品。素晴らしい。
お店の場所・予約方法
JR中央線 高円寺駅南口から徒歩3分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:03-5913-8477
予算(参考)
メニュー:月替わりの肉割烹コース 8,800円
滞在時間:およそ1時間半程度
注文した料理:月替わりの肉割烹コース、ウーロン茶:2杯
会計:9,680円 (2023.05現在)