茨城つくばのイタリア国
茨城つくばの住宅街にある一軒家レストラン。つくばエクスプレスのつくば駅かJR常磐線の荒川沖駅から路線バスで向かう事も出来るが、東京近郊から訪問するのであれば東京駅八重洲口から出ている高速バスで訪問するのがアクセスしやすいかもしれない。
店内に足を踏み入れるともはやイタリア。日本にいて日本にいない感覚になる。
↑店内入って左右に客席があるので筆者が
案内された席とは反対側にも席がある。
料理は2024年5月現在は昼夜コースのみ、11,000円(9品)のスタンダードコースと食材をアップグレードした16,000円(10品〜)の2種。
クラフトビール、グラスワイン共に2,000円弱、ペアリングワインが6グラス7,000円弱といった値付けになる。
ストイックに旨味を追求されている事がどのお皿からも伝わるが故、変態系の美味しさを求める食いしん坊には是非とも一度は訪問してもらいたいお店になる。
料理内容(参考)
ある日のスタンダードコース
パンチェッタ ブレザオラ
↑一組別の訪問客の到着が遅れているから
との事でコースとは別にサービスで頂いた
手作り生ハム。20ヶ月熟成の豚バラは脂の
旨味が印象的、半年熟成の常陸牛ブレザオラ
は熟成感をしっかりと感じとれるハム。
もうこの時点で力の入れ方がそんじょそこら
のイタリアンとはまるで別世界。
自家製パン
↑僅かに塩味を感じるカリモチっとしたパン。
モッツァレラ
↑目の前で作る美肌感半端ないプルンプルン
な手作りモッツァレラ。口にするとフワッと
した独特の歯応えと何とも言えないフレッシュ
感、モッツァレラチーズにほしい旨味をギュッ
と凝縮した至高のモッツァレラの感動は脳裏
に焼きつくゆっくりと咀嚼したい一品。
クラテッロ
↑股部位の18ヶ月熟成生ハムと茨城メロン
のクインシー。サービスで頂いた最初の一品
の生ハムの脂の旨味や熟成感が衝撃すぎた
ためだろうか、生ハムメロンとして口当たり
さっぱりと普通に美味しく頂いた一品。
ヒラメ
↑ヒラメ、トマト、ミョウガタケ、オリーブ
オイルで仕上げたシンプルな一皿。
こちらも口当たりさっぱりとしていて美味。
ハマグリ
↑蛤の旨味に負けないくらいにオイル炒めの
アーティチョークが美味いと感じた一皿。
赤イカ
↑皿を置く前から変態系料理人の作り上げる
一皿を想像させる半端ない炙りの香る大津港
赤イカ。ズッキーニと共に頂く手間な一皿。
新玉ねぎ
↑新玉葱を新玉葱の出汁で頂く引き算料理
だろうか。頭に浮かんでくるのはやっぱり
広尾のトレイスだろうか。
新ジャガイモ
↑新じゃがいもと自家製チーズのトルテッリと
トマトソースにチーズをかけた一皿。
糖度高めながら旨味の詰まったトマトソースを
スープとして飲みたくなる美味しさ。
主役はパスタ?それともソースなのだろうか?
経産牛
↑周りを均等にカリッとした焼き焦げ目を
入れていて肉にナイフを入れると脂ジュワ
っと出てくる美味なメインの常陸牛炭火焼き
サーロイン。添え野菜は椎茸とニンニクの芽。
紅あずま
↑さつま芋の濃厚な旨味を感じるピューレと
ゴルゴンゾーラアイスとの融合。
以前訪問した神戸のPizzeria Azzurriで頂いた
デザートに非常に良く似た味わいで若干
懐かしさを感じたデザート。
子菓子
↑アーモンドビスケットと八朔砂糖漬け。
この砂糖漬けは北九州黒崎の「ふじいち」で
頂いた病みつきになる八朔砂糖漬けと非常に
良く似た味わいで酒の肴にしたくなるような
まさに珍味。
エスプレッソ
お店の場所・予約方法
各線 東京駅八重洲口から高速バス つくば号で1時間程度 下広岡バス停から徒歩10分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:029-819-2049
駐車場:有
予算(参考)
滞在時間:およそ2時間半程度(ランチタイム訪問)
注文した料理 スタンダードコース、サンペレグリノ:1本、グラスワイン(白):1杯
会計:14,000円(2024.05現在)