コースでも、アラカルトでも!
市営地下鉄烏丸線の丸太町駅から徒歩数分の場所にある日本料理と割烹の中間にあたるような一軒。
店内はカウンター9席と半個室席。日本料理店あるあるなおまかせコース1本のみではなくアラカルトにも対応して頂ける京都日本料理店の中でも非常に希少な一軒になる。コース料理は2025年4月現在は20,000円、10品程度になる。
久々の再訪にこの日はアラカルトで対応してもらったが、やはり当日のお腹の空き具合や体調でどうにでもなる使い勝手の良さはおまかせコースを一方的に押し付けられる美味い料理店よりも次回訪問時に再訪したいお店の候補に自然と挙がってくる事だろう。
積極的に訪問したいお店ではあるが、グルメサイト等で評価が上がったからなのか、直近での空席が簡単に取れる日取れない日の差が極端になっている印象を受けるので訪問日が決まったら早めに予約を入れておきたい一軒になる。
料理内容(参考)
ある日のアラカルト料理
先付
(能登半島海蘊/
ウド、スナップエンドウ、人参、筍和え)
↑この日は酸味の効いた海蘊酢と口当たり
優しくさっぱりとした味わいの和物から。
前菜
(いわしオイル漬け)
↑白飯の上にのせて食べたくなる味わい。
玉葱スライスと一味が効いていて美味。
前菜
(春野菜すり流し)
↑この日はうすい豆、新玉葱、小蕪の
旨味がギュッと詰まった濃厚すり流し。
造里
(造里盛合わせ)
↑この日は鯛、剣先烏賊、サヨリ昆布締め、
紫雲丹、鰹の5種盛合わせ。
アラカルトメニューに記載してある魚から
食べたい物だけチョイスしても盛合わせでも
頂ける造里。量の調整も可能なので少食から
グルマンまで臨機応変に対応頂ける一皿。
煮物
(和牛花山椒すき焼き風)
↑花山椒の香りと和牛ヒレ肉脂の旨味に
三つ葉、新玉葱、芹、クレソンの一品。
含んだ秒で完食してしまうようなすき焼き。
焼物
(唐すみ餅)
↑実伶名物唐すみ餅。炭火で餅の表面を
カリッカリに焼き上げて優しい塩味の唐墨を
海苔で包んで頂く酒の肴。
揚物
(桜えび山菜かき揚)
↑季節物だからなのか桜えびの風味が口中に
広がり表面の衣が口の中でサーっと溶けて
消えてゆくメチャ旨と感じた一皿。
〆物
(すだちそば)
↑前回訪問時に頂いたかに雑炊と迷いながらも
〆は口内さっぱりさせるすだちそばをオーダ。
揚物の後だと余計に酢橘が効いていて美味。
甘味
(ぷりん)
↑こちらも実伶名物のぷりん。
苦味と旨味がクロスするカラメルソースが
記憶に残る甘味の一品。
お店の場所・予約方法
京都市営地下鉄烏丸線 丸太町駅5出入口から徒歩2分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:075-251-2007
予算(参考)
滞在時間:およそ2時間程度
注文した料理 上記アラカルト料理、麦焼酎:1杯
会計:21,010円 (2025.04現在)