Les Amis(レザミ) – シンガポール/フレンチ

シンガポール

グルマンなら再訪したくなるsingaporeの王道三つ星フレンチ

singaporeの中心地Orchardのメインストリート スコッツ・ロードから小道に入った場所にあるフレンチレストラン。

ウェイティングバーがないのでグランメゾンとは言えないのだろうが、お店の雰囲気は東京有楽町の「アピシウス」等と似た雰囲気のお店といったところだろうか。

2019年にランチタイムに訪問しその味とお店の雰囲気に筆者もこのレストランの虜になってしまったのだが、コロナの影響もありなかなか再訪出来ず久々のシンガポール訪問とたまたま空席もあった事から再訪させてもらった。

訪問時のディナータイムメニューは4コース各皿4から5種類の料理を選べる準アラカルトのようなコースと6コース料理固定メニューの2種類となる。4コースで2時間程度、6コースで3時間以上かかる見込みとの事なので出来れば時間に余裕のある時に訪問したい。

ワインペアリングは2種、シャンパン含むグラス4杯(Découverte SGD160)かシャンパン含むグラス6杯(Plénitude SGD390)の2択。その他分厚いワインリストの用意もあるので自分の好みに合わせてチョイスしたい。

この手のフレンチレストランでは当たり前の提供スタイルとなるが、チョイスした皿以外にも料理は提供され、どのお皿もポーションは比較的多めなので4コースであっても少食の方は要注意である。

こちらも何らかの記念日利用等に利用するのに相応しいシンガポールを代表するフレンチレストランであろう。

料理内容(参考)

ある日のLA CARTE ÉTÉ DÎNER

↑前回訪問時にも思ったのだが、1人訪問
ゲストが多いにも関わらずバター等明らかに
2人前以上のボリューム。これしか用意が
ないのだろうか、少々勿体無い気もする。
こちらも酵母の効いたパンが美味い。

シャンパン

アミューズ・グル
(サブレトマト)

↑2人で食事に来た方には対照的に左下に
アミューズがのせられると思われる一皿。
熟したトマトの味わいが何とも言えない。

パスタキャビア

↑食欲を掻き立てるような旨味凝縮なパスタ
に塩加減絶妙なキャビア。このお代わりした
くなる旨味はなんだろう?

トマトジュレとアンチョビミニクロワッサン

↑ジュレの中に細かく砕いた胡瓜が良い
アクセント。アンチョビクロワッサンは
名物だけあって噛んだ時のアンチョビの塩気
口内旨味広がりが絶妙。これは美味い。

Le homard bleu de Normandie,
en salade « Tradition Française »
(Supplement SGD20)

↑よ〜やく一皿目のオマール海老登場。
見た目華やか、オマール海老はほぼ湯掻いた
だけのシンプルな味わい、同じくアボカドと
トマトのサラダもさっぱりとした味わいだが
別に添えられたサウザンソースに近い味わい
のカクテルソースが海老とメチャ相性良い。
この一皿だけでもかなりのボリューム。

ペアリングワイン

パン各種

↑東京恵比寿のジョエル・ロブションよりも
種類が控えめなパン盛り合わせ。
ワインに合わせるなら干し葡萄入りのパンが
やはり合わせやすいだろうか。

Soupe chaude à la gelée de poule,
crème madérisé et girolles

↑スープの中までジロール茸だらけの一皿。
マデイラクリームが旨味の塊。
メニューの詳細にはフォアグラが入っている
事になっているが溶け込んでいるのだろうか。
姿、形が見えず。

ペアリングワイン

フレッシュオレンジジュースでじっくり
煮込んだ人参

↑レザミオリジナル人参のグラッセと解釈。
お口直しにオレンジでサッパリ、バターで
グラッセらしい若干のコッテリ感。

ペアリングワイン

Le canard de Challans rôti sur sa
poitrine, cerise du Mont Vent oux

↑わぉ、シャラン鴨だけでは塩気が強すぎ。
蜂蜜、酒、ジュニパーベリーのソースに
プラスしてモンヴァントゥーチェリーが
神の救いの手のような存在感を放つ至高
の味付けチェリー。鴨を完食するための
チェリーの存在感が大きい印象に残る一皿。

お口直しのジェラート・アイス

↑レゼミ定番の手作りジェラート・アイス。
この日はハーブ、バター、ココナッツ、
ラズベリー、レモンライム、ストロベリー、
メロンの中から2種類をチョイス。
デザートで苺をチョイスをしているものの
苺のアイスが食べたくなるこのアホっぷり。
苺以上に苺の旨味を引き出したアイスと
白ワインをかけて旨味を増したメロンの
アイスは共に美味い。

Le crémet d‘Anjou à la fraise,
coulis de Saumur Champigny

↑デザートはまた違った味わいを引き出す苺。
赤ワインと苺、ヨーグルトのような旨味の
チーズケーキ。くどい味わいかと思いきや
想定外にさっぱりとした味わいのケーキ。

Tea(English Breakfast)

↑食後のお飲み物はグローバルスタンダード
でコースとは別。メニューが珈琲と紅茶
数種類のみの用意だったのが少々驚き。

ミニャルディーズ

↑アプリコットタルトとカヌレ、
チョコレートはお好きなだけ…。
酸味を効かせたアプリコットタルトは美味。
4コースとはいえ、やはり腹パン状態。

お店の場所・予約方法

SMRT Norh-South Line・Thomson-East Coast Line Orchard駅 ISETAN SCOTTSサイド出入口から徒歩3分程度

予約方法:電話予約又はネット予約
※ギャランティ支払用のクレジットカード番号を電話で伝えるのが不安な方はレストラン公式サイトからの予約を推奨

TEL:+65 6733 2225

ネット予約:https://www.lesamis.com.sg/(公式HP)

予算(参考)

滞在時間:およそ2時間半程度

注文した料理:4 course Dinner Menu、Wine Decouverte:4杯、English Breakfast:ポット、Saint Geron:1本

会計:SGD742.50(80,288円) サービス料10%、消費税込(2023.08現在)

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