ラ・メール ザ クラシック – 賢島/フレンチ

三重県

「優雅なる晩餐」

美食漫画のモデルや伊勢志摩サミット2016の会場等で使用され、もはや紹介するまでもないのだが、志摩観光ホテル内にあるフレンチレストラン。

幼少期に家族旅行で訪問して以来の再訪となる為、ほぼ30年ぶりの再訪といったところだろうか。ホテル内で大きく変わったと思われるのはフロント周りと2Fへ上がる中央の大階段が無くなっている点だろうか。幼少期の記憶なので定かではないが、レストラン内は細かな改装補修程度でほぼ昔訪問した時のままなのではと思われる。

当時何を食べてどんな味だったのか全く記憶がなくなっていた(おそらくアラカルト料理と思われるが)ので久々に訪問しどんな味だったのかを再確認してみたかったといったところだろうか。

コース料理を一通り食べ終えた正直な感想としてはどの料理も食材そのものにはそこまで大きな感動はなかった。ただ鮑のステーキブールノワゼットソースの焦がしバターの香りが効いたソースの味わい、伊勢海老アメリカンソースの伊勢海老に合わせた濃厚な旨味ソース、松坂牛フィレ肉ステーキに相性良いペリグーソースとどれもソースに関しては素晴らしいく記憶に残る味わいである。

いわゆる昔からのあるべきフランス料理をそのままに表現したコース料理なのだろう。全体的にしっかりとした味付けの料理のため現代フレンチを好んで食べる方には食後は胃がきついかもしれない。(筆者は食いしん坊なのでグランメゾンだろうがブラッスリーだろうがビストロだろうが現代フレンチだろうが美味しいと感じられる料理であればあまり関係ないのだが・・・。)

料理内容(参考)

ホテル2Fはラウンジスペース。宿泊者は誰でもチェックインからチェックアウトまでの間自由に利用可能。ディナー前のアペリティフ代わりにワインやビール等を楽しめる。(くれぐれも自分のキャパシティを超えない範囲で。)

また、宿泊者は近隣の志摩観光ホテル ザ ベイスイートのラウンジスペースも利用可能なので相互に行き来ができる。ラウンジホッピングを楽しみたい方はお散歩がてら覗いて見るのも楽しいだろう。

ある日の優雅なる晩餐コース料理

アミューズ ブーシュ

 

↑本当にアミューズ???
鯖と酢の物の盛り合わせ。グランメゾン
スタイルのフレンチでも最初の一品から
ここまで胃にずっしりくるような重みの
あるアミューズはなかなかお目にかから
ない。最後まで完食できるだろうか不安
になってくる。

うにボンファム キャビア添え

↑雲丹の味よりクリームソースの味わいが
印象に残る。むしろキャビアの塩気の方が
際立っている一品。

鮑ステーキ ブールノワゼットソース

↑鮑が完全に脇役になっている一品。
それだけにバターたっぷりの香り豊かな
ブールノワゼットソースの旨味が滅茶苦茶
なまでに脳裏に焼きつく美味しさ。

伊勢海老クリームスープ

↑血液がドロドロになりそうな旨味を放つ
濃厚なクリームスープ。旨味が記憶に残る
一品。

伊勢海老ジュレ 車海老、鮑、キャビア

↑口直しにサッパリ系かと思いきや胃に
ズッシリ系。相変わらず塩気が強めな一品。

伊勢海老アメリカンソース

↑この辺りまで食事を進めると食材云々では
なくシェフのソース作りの腕がいかに
素晴らしいかを勉強しに来たんだと確信させ
られる。この一品もソースは美味しい。

松坂牛フィレ肉ステーキ ペリグーソース

↑はい、やはりペリグーソースは美味しい。
肉はごくごく普通の味わい。

デザート

↑メインを乗り越えた最後の難関。
クラシックスタイルの重いデザート。
苺が胃腸の助け舟。

子菓子

お店の場所・予約方法

近鉄志摩線 賢島駅から徒歩5分、送迎バスで2分

予約方法:電話予約又はネット予約

TEL:0599-43-1211

ネット予約:https://www.miyakohotels.ne.jp/shima/restaurant/lamertheclassic/(公式HP)

※予約時は要望として、メスの黒鮑、昔のレシピのままでと伝える事を忘れずに

駐車場:有

予算(参考)

滞在時間:およそ2時間程度

注文した料理 「優雅なる晩餐」コース、グラスワイン:2杯?

※一泊夕朝食付「優雅なる晩餐」プラン利用の為、レストランのみ利用金額詳細不明

会計:53,898円+グラスワイン代? (2021.02現在)

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