「祇園 さゝ木」や「未在」の
DNAを受け継ぐ懐石料理
京阪祇園四条駅から徒歩10分少々。高台寺和久傳や祇園さゝ木のエリアに佇む日本料理店になる。
店内はカウンター席11席と座敷1室、テーブル席1室。最近の日本料理店の中では比較的席数は多めだろうか。
ランチタイムであれば比較的短時間で一通りコースも終了する事と最近の日本料理店の中では比較的リーズナブルな値付けで美味しく頂けることもあってか京都訪問時に時々利用させて頂いているうちの一軒になる。
予約の取りやすさもあってか、訪問する度にまた再訪したいと思える一軒になる。
料理内容(参考)
ある日の昼の懐石
食前酒
春霞のお酒
↑ノンアルコールの苺と甘酒ブレンド
の食前酒。
前菜
ホワイトアスパラガス焼浸し
↑唐墨の優しい塩味にホワイトアスパラガスの
ほのかな甘味、刻みフルーツトマトで春から
初夏に向けて季節が移り変わっていくような
雰囲気を表現したように感じた一皿。
椀物
白甘鯛鱗焼
小蕪
↑普段食べる事以外興味ない筆者故、器等
ほぼ素通りなのだが、この日出された器は
妙にじっくりと眺めたくなるような綺麗な
清水寺が描かれた器。
味わいは比較的強めな鰹出汁に酢橘の苦味
酸味がブレンドされ、白甘鯛の身はホクホク
鱗パリッパリの食感で美味な椀物。
造里物
七谷地鶏
↑3ヶ月放し飼いにした地鶏と香味野菜。
鶏を食べてるハズなのに食感は赤身の刺身
と錯覚してしまうような美味な鶏。
ある種、余計な物を添加せす引き算の考え方
でイノベーティブ・フュージョン料理として
表現したような感覚に感じられた一皿。
八寸
鱒 / 鯛の子 / 稚鮎 / そら豆
↑稚鮎にスモークした鱒、鯛の子で酒の肴
セット。最後にとろろ芋に刻み蕨を入れた
一皿を飲んで口内さっぱりとリセット。
油物
山菜の天麩羅
↑見た目華やかな油物。
浅利と山菜天麩羅に餡が絡んで美味。
御飯物
筍御飯
香の物 / 赤出汁
↑一膳目は日本料理店あるあるアルデンテ状の
美味い煮えばなで。二膳目は筍と木の芽の
香りが効いた筍御飯。
甘味
苺 / アイスクリーム
お抹茶
↑お抹茶以上に抹茶の旨味が効いた抹茶アイス
が印象に残る甘味。
お店の場所・予約方法
京阪本線 祇園四条駅1出入口から徒歩12分程度
京都駅からタクシーで15分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:075-525-1776
予算(参考)
滞在時間:およそ1時間半程度(ランチタイム訪問)
注文した料理 昼の懐石、お茶
会計:12,650円 (2025.04現在)