ワインで楽しむ繊細な味わいの無化調中華
六本木駅から徒歩10分圏内。店内はカウンター席、テーブル席、半個室席の計18席。白金に移転したフランス料理店「オルタナティブ」の跡地を使い営業。現在のシェフもオルタナティブ出身の中華料理人。
2023年5月現在、事前予約のコース料理は昼夜同一で3種類程。コース料理で提供される料理のポーションは比較的少なめ。別にアラカルト料理も提供しているのでその日のお腹の空き具合によって調整するといいだろう。
無化調が売りの中華料理店として有名だが、料理によっては食材そのものも無化肥、無農薬で育てた食材を一部使用している物もある。
ワインの種類も豊富でグラスならどれも1,000円前後、ボトルなら5,000円前後と同地区の中では悪くない値付けである。
現状、シェフ1人で全ての注文を受け調理をする都合、注文品数が少なくとも料理の提供に若干時間がかかってしまうようなので訪問する際は時間に余裕のある日や夜ゆっくりと食事したい日に訪問するのがベストであろう。
料理内容(参考)
ある日の6品コース
スナップえんどうの冷製スープ
↑スナップえんどうのピューレに甘いイタリア
のピゼッティ、ビーフン、桜海老。
繊細な味わいで始まる一品。
グラスワイン(白)
イロチュキ・ボドゥルミ・トラミナッタ 2021
↑ワインリストの中にあったクロアチア産
トラミネール種。ワインにそこまで興味関心
のない男なので品種だけ見て選択。
ホルモンの春巻き
↑なんとなく北京ダックに近い物を感じる。
八角が効いていて美味い。
鳥取ギンギン銀鮭、山菜、芹、ウルイのサラダ
↑紹興酒漬けの鮭が美味。
山菜、芹、ウルイは普通。
ハセパラ オイルベースドレッシング 三つ葉
↑北海道ハセパラと塩ベースの餡でサッパリ
とした一品。中華料理というよりも和食
に近いものを感じる一品。
ぎゅうはらみ肉の自家製XO炒め
↑レモンとグレープフルーツの中間の味わい
になる静岡レモネードが酢豚に使われる
パイナップルのような役割をしていて
美味しく面白い味わいの一品。
グラスワイン(赤)
コート・デュ・ローヌ キュヴェ・ガルネ 2019
↑フランス産 グルナッシュ種 シラー種
店主の味覚でこの後に出る料理と合うもの
を選択。この一杯が不思議と担々麺とよく
合う味わいで素晴らしかった。
担々麺
↑胡麻の風味と挽肉の旨味が引き立つ一杯。
大どんぶりでもっと食べたくなる味わい。
お店の場所・予約方法
東京メトロ日比谷線 六本木駅1a出入口から徒歩6分程度
都営地下鉄大江戸線 六本木駅3出入口から徒歩8分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:03-5772-7272
予算(参考)
メニュー:4品:3,800円 6品:6,000円 7品:8,000円 ※コースは昼夜同一
アラカルト各種
滞在時間:およそ2時間程度
注文した料理:おまかせコース6品、グラスワイン(赤)、(白):各1杯
会計:8,580円 (2023.05現在)