ここでしか味わえない
名物料理を是非！
サンセバスチャンの中心地から車で30〜40分程のトロサにある熟成炭火肉のお店になる。
こちらのお店も入口横にウェイティングスペース兼バーカウンターがあり少々早めに到着するとこちらで待機するよう指示がある。記憶がたしかなら2組程度のスペースだろうか。
ウェイティングスペース
この日のランチタイムは満席だったからなのか予約訪問していたが時間制限有、2部制にしていたと記憶している。
メニューはアラカルト料理以上にワインリストに記載された銘柄の方が多い印象である。
店内テーブル席
↑入店時こそ空席だったが、数分後には満席。予約は必須。できればチュレタを焼く釜近くの席が調理過程が間近で見られるので面白いだろう。
サンセバスチャンのバル街でも食べられる料理もあるが、どの料理もバル街で頂く料理と旨味味わいが全く異なる事に驚きと感動があるだろう。
逆にサンセバスチャンまで来たのなら是非とも立ち寄っておきたいお店のうちの一軒になるだろう。
料理内容（参考）
アラカルトメニュー
赤身肉のカルパッチョ
↑本日のオーダしていないお通しの一皿。
ごくごく自然な口溶けにもう数枚食べたくなる
赤身肉カルパッチョ。
グラスワイン（赤）
↑適当に肉肉しい肉料理が出てくるものと
想定して脂っこい肉料理をガッツリ受け止めて
くれるようなフルボディ系のでリーズナブル
な一杯をとの筆者の要求で持ってきて頂いた
赤ワイン。グラスの底にドロッドロに残る
澱？酒石？に一瞬ゾッとしてしまったが、
これがメインのチュレタとよく合う一杯。
Grilled lettuce hearts from Tudela
↑レタスにオリーブオイルと塩をかけた
シンプルレタス料理。
たっぷりとオリーブオイルが使われていて
日本の居酒屋で置いてくれたら酒のつまみに
したくなる旨味な一品。シンプルな調理故、
シェフの技を求められそうな一皿。
Piquillo pepper confit
↑名物、パプリカのコンフィ。
一切れ口に入れた瞬間、肉料理のソース代わり
になるような程よい甘味と酸味を感じる旨味
味わいにフォークが進む進む一皿。
サンセバスチャンのバル街でも見かけたが
この味わいはこの店のオリジナルでは。
Grilled aged beef cutlet
↑近くで撮影したいところではあったが、
この日は店内満席バッタバタの状態だった
ため近寄る事が非常に難しく残念。
真剣な眼差しで肉を焼くシーンは日本の
某肉料理店に瓜二つ。
↑kgオーダ故、骨と身を皿を分けての提供。
ナイフで切れ目を入れた時の見た目は鰹の
タタキような色に旨味は鮪のような脂の
旨味を含んだ炭焼き肉。
↑骨付き部位の一皿。
非常にナイフの刃を入れにくい脂身とレアな
部位に肉好きならガブっと食らいつきたい。
Homemade Cheesecake
↑型枠にはめた状態でテーブルに運んできた
ので、てっきりプリンと間違えたかと思いき
やトロッとろな半液体状のチーズケーキ。
型枠を外すとあっという間に溶け出していく
レア感は見ていてすごい。これはサンセバス
チャンのバル街で頂く老舗バスクチーズケーキ
ともまた異なるレア感。秋田市内の名店
「STOVE＋」で販売しているペイ・バスクが
比較的近い食感味わい。バル街のバスクチーズ
ケーキもそれなりに食べ歩いてみたが、この
お店のレア感を超えるチーズケーキには未だ
お目にかからない。きちんとチーズの旨味も
感じつつ口溶け感が半端ないケーキと酸味の
効いた葡萄ソースとも合うまさに究極の
バスク!?チーズケーキだろう。
Americano
↑非常にスッキリとした味わいで
ケーキと相性良いコーヒー。
お店の場所・予約方法
RENFE（スペイン国鉄） Tolosa駅から徒歩10分程度（サンセバスチャン駅から1日8本程度運行）
サンセバスチャン中心地からタクシーで30分程度
サンセバスチャン中心地から路線バス（LURRALDE BUS）BU08系統で40分程度、San Frantzisko lbibideza 1-Elizaバス停から徒歩5分程度（昼間は1時間に1本程度運転）
※サンセバスチャン市内には流しのタクシーはほとんど走っていないため、駅やタクシー乗り場までの移動時間を別途考慮する必要有。
予約方法：電話予約又はネット予約
※ギャランティ支払用のクレジットカード番号を電話で伝えるのが不安な方はレストラン公式サイトからの予約を推奨
TEL:+34 943 671 417
ネット予約：https://casajulianmg.com/（公式HP）
予算（参考）
滞在時間：およそ2時間程度（ランチタイム訪問）
注文した料理：上記アラカルトメニュー、上記ドリンク、パン：1個
会計：€122.8（¥19,590）（2023.12現在）