パワーアップして一回のディナーに使用する食材は300種超!
料理構成は茶懐石を基本とし、そこに店主オリジナルの料理を含めたもの。
他の訪問記にもある通りとにかく量がすごく多い。筆者も朝昼抜いて訪問しているが、それでもお腹いっぱいになってしまう。特にお造りと八寸の美しさとボリュームには感動!あまり食べられないのであれば予約時に全体的に量少なめでお願いしておくのがいいだろう。また、お食事の湯桶は初めて口にした方ならわかる新鮮さ。お焦げにお湯と塩を入れた出汁を白い御飯にお茶漬けのようにかけて食べるのだが、人の舌で繊細な味わいと判断できる限界ポイントを突いてきたような味わいがなんとも言えない。
一食にこれだけの食材を使う必要があるのか若干疑問に思うところではあるが、よくある貸切会と一元訪問客で使用する食材を変えてぼったくるようなお店ではないので常連でも一元でも最高の贅沢を楽しめる(ある意味、値段に見合った)茶懐石料理店ではないだろうか。
料理内容(参考)
※料理の写真撮影は禁止
ある日のおまかせコース
折敷 :飯(島根県の仁多米を使用した煮えばな) 汁(八丁仕立て赤味噌) 向付(菊の寄せむこに見立てた一品)
(きせ綿、鳴子金時素揚げ、ありの実、デラウエア)熊本玉名の新銀杏素揚げ
お造り :鯛(淡路島)ケンサキイカ イカの耳 鯵(淡路島)鮪(宮城、青森)鮪の皮(鱗下の内側)黒七味、醤油の煮凝り
椀盛り :松茸の満月豆腐 スッポンスープ仕立て
焼物 :野菜つけ合わせと黒毛和牛(唐辛子、ながさき黄金、胡瓜)
蒸物 :蓮の葉のいむし
八寸 :雲丹の素揚げ 栗 他種類多すぎて記載不可
炊き合わせ:穴子と冬瓜
酒の肴 :毛蟹 鮑 肝ソース 塩わかめ マスノスケ(北海道)黄身おろし オニオンスライス
湯桶 :お焦げ お湯 塩 御飯
茶菓子 :島根栗
お抹茶
果物 :全部で81種類のフルーツ盛り合わせとロゼのシャンパンジュレ添え
冷菓子 :大分かぼすのシャーベット
お店の場所・予約方法
京都市営地下鉄東西線 東山駅1出入口から徒歩15分程度
京都駅からタクシーで20分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:075-551-3310
予算(参考)
滞在時間:およそ3時間程度
注文した料理 おまかせ料理、玉露茶:1杯
会計:59,200円 (2022.09現在)