Cerveseria el Vaso de Oro – バルセロナ/居酒屋・バー

スペイン

スペシャリテはマストで注文しておきたい

バルセロナ市内、メトロBarceloneta駅から徒歩数分の場所にあるバル。

店内は中央にカウンター席、店の両サイドがテーブルカウンター席となる。カウンター椅子の置いてないスペースでの立食も可能。

日本のようにランチメニュー等はないが、2024年1月現在は正午から営業しているので昼夜共に利用しやすい。

店内

↑カウンターに並ぶタパス類についつい目が
行きがちになるが、やはりスペシャリテを
優先して食しておきたいところ。

メニューはアラカルト料理のみ。メニューに●印がうってある料理がこちらのバルのスペシャリテなので分かりやすい。複数回訪問して色々食してみたが、タパス類は食べ手の好み次第といった所だろうか。印象に残る(というよりもう一度食べに訪問したい)と思わせてくれるインパクトのある料理はやはりスペシャリテだろう。

特にスペインでバル巡りを楽しむのであれば、こちらのバルはスペシャリテとワインやサングリア、ビール等をオーダして他の店を訪問するのが賢いかもしれない。

スペシャリテのみの注文と酒類数杯のオーダであれば昼夜共に1万円以下で楽しめるはず。

料理内容(参考)

ある日に注文したアラカルトメニュー

“Patatas Bravas”
(spicy Potatoes with Mayonnaise)

↑お医者様の9割が極力避けるであろう悪魔
の一皿。筆者も食べるつもりが全くなかった
のだが、周りで飲んでる方々が美味しそうに
口に入れているのをみてついうっかり注文。
ポテトにかかっているスパイシーソースが
明太子ソースを溶かしたような程よいピリ辛
な味わいでこれにマヨネーズとくればビール
を欲したくなる一皿。美味いが、止まらなく
なるのでやはり避けたくなる一品かも!?
しれない。

Croquette

↑カウンターにタパスが色々あった中で
気になったクロケット。酒に合うようやはり
少々塩気が強め。中身はスペインバルあるある
のツナ。割烹料理店で頂く蟹身のコロッケが
恋しいと感じる一品。こちらは1個単位で
注文することも可能。

Tomato,Onion,and olive Salad

↑トマトに大量の塩をかけて食べる習慣がない
人にとっては恐怖でしかない一品。酒飲み
に合わせて作っているつもりなのかもしれない
がもはや塩気しか感じないくらいに辛い。
逆に同地区のイワシのフリットが名物の
バル「La plata」で頂くスライスオニオンと
オリーブ、トマトだけのシンプルなサラダや
カタルーニャ地区にある「Ciudad Condal」
のチーズとトマトのサラダの完成度が高い
(というより美味い)と感じただけにこの
一皿は筆者には非常にショックが大きい。

Veal Sirloin with Foie Gras

↑この一皿は鉄板での調理段階から美味い物
が出来上がるであろう事が想像できる香りが
店内プンプン。恐怖の一皿にならない事を
祈るのみ。

↑シンプルに塩をふって調理したサーロイン
肉とフォアグラをのせた一皿。肉と肉汁、
口溶けが濃厚なあん肝のようなフォアグラの
組み合わせが記憶に焼きつく旨味珍味な一皿。
強烈なインパクト故、これは複数回訪問して
複数回注文した一皿。素晴らしく美味しい。

バルあるあるの無料パン

↑メインディッシュを注文するとシレッと
提供されるバルあるあるの無料パン。
これはどこのバルでも食べられる味わいなの
でスペシャリテのサンドイッチを食べるので
あればパスしてもいいかもしれない。

“Granjero” Sandwich
(Hum,Cheese,Lettuce,Tomato,Egg
and Mayonnaise)

↑料理が運ばれてくる時はサンドイッチとして
ドンっと提供されるので中身は見えないが
分解すると綺麗に断面映え。この映え感
どっかで…、おお、大阪の千里中央駅にある
喫茶店「ニューアストリア」の野菜入りかつ
サンドのような断面映え。ニューアストリア
同様、映えだけでなく具材のバランスと挟ん
だパンがブリオッシュのような風味と味わい
で美味い。カロリー高めな一皿だがこちらも
複数回訪問して複数回注文してしまった一皿。

Cream Mille-Feuille

↑バルであまり注文される方を見かけない
デザート。クリームはサンセバスチャンの
「Pasteleria Otaegui」で食べたケーキ
のクリームによく似ている。ミルフィーユ
生地は非常に固め。

CAFE

お店の場所・予約方法

TMB L4 Barceloneta駅出入口から徒歩2分程度

予約方法:お店を外から覗いて空いてそうなスペースにシレッと入り込めばOK!

TEL:+34 933 193 098

予算(参考)

滞在時間:およそ1時間半程度(ランチタイム訪問)
注文した料理:上記アラカルトメニュー、グラスワイン(白):1杯、アメリカーノ:1杯
会計:€63.9(¥10,224)(2024.01現在)

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