2番手も応援したくなる札幌すすきの美味い天ぷら店
すすきの駅から徒歩5分程度。カウンター9席のみの店内。
扉を閉めると、そこは高ウマ味集中カウンターそのもの。
この日はカウンター席半分は海外からの訪問客。ワイワイギャーギャー騒ぐ客層でもないので終始穏やかな午後の一時を過ごせた。
2023年5月現在、ランチコースは毎週土曜日のみ営業。基本ランチタイムは2番手が揚げるようだが、横で見ている大将のフォローも途中から入り後半はほとんど大将が揚げている印象。(真面目に仕事に取り組む2番手も影の影で応援したくなるお人柄。)
ディナータイムは18:00と20:30からの2部制となる。
ランチタイムほどの値付けではないにせよ夜も極端に高い値付けではないので、札幌訪問時のディナータイムに再訪してみたくなる美味い天ぷら店になる。
料理内容(参考)
ある日のランチコース
鯵の漬け
↑胡瓜、茗荷、生姜の細切りで頂く一品。
漬けの鯵と上記3種がよく合う。
海老真薯と蓴菜の吸物
↑海老真薯の表面に海老の殻を程よく入れ
込んでいるためか、旨味感度が上がる一品。
海老の足と畳鰯
↑海老の足は美味しい高級海老煎餅の味わい。
畳鰯も香ばしくこんな味わいの煎餅があった
ら家に常備しておきたくなる一品。
海老
↑1本目はあえて芯まで火を通さない海老。
塩で芯の微妙なプリプリ食感を楽しむ一品。
海老
↑2本目は芯まで完全に火入れした海老。
海老の歯応えを楽しめる一品。
天つゆと大根おろし
↑若干濃いめに天汁が作られているため自身
の好みに合わせて大根おろしで塩味を調整。
微量の歯応え残る大根おろしだけで食べて
も普通に美味しい。
キス
↑なんとまあ、肉厚なキス。
思いっきり大将が天つゆにつける一品。
かぶり付くと旨味がじゅわ〜っと口中に
広がる一品。
帆立
↑遠くで甘味を感じる帆立。
ホクプリ感のたまらない一品。
新玉葱
↑まんま玉葱だが、糖度が高く削り節が
なんだかんだ旨味を高めるてくれる存在。
不思議とこの美味しさに感動する一品。
アスパラガス
↑芯を若干残したアスパラガス。
根の苦味を旨味と感じる一品。
コシアブラ
↑こちらも根の部分から春菊のような味わい
を感じ取れるなかなか食べる機会のない一品。
山ウド
↑これも根の部分に何とも言えない旨味
が詰まった一品。この日の野菜天ぷらは
どれも根と葉の違いを楽しむ物ばかり。
穴子
↑再度、大将が天つゆにザブンと入れ込む。
揚げ具合は最高。穴子に若干の泥臭さ有。
完璧な泥抜きは本当に難しい。
天丼
↑プリプリ小海老でテンション上がる一品。
これは箸が進む進む。
薩摩芋と出来立てミルクアイス
↑アイスが完全に脇役になるくらい揚げた
薩摩芋が甘く美味しい。大将のお話では
これでもまだ糖度は低いようで冬場は化け物
クラスに甘さが引き出されるらしい。
昔々、OH!MYコンブのアニメでこの組み合
わせのレシピが出てきた記憶があるが、
おそらく似ても似つかない一品なのだろう。
お店の場所・予約方法
札幌市営地下鉄南北線 すすきの駅5出入口から徒歩4分程度
札幌市電 すすきの電停から徒歩5分程度
札幌市営地下鉄東豊線 豊水すすきの駅7出入口から徒歩5分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:011-552-5550
駐車場:無
予算(参考)
メニュー:ランチおまかせコース 10,000円 ディナーおまかせコース 20,000円
滞在時間:およそ2時間程度(ランチタイム訪問)
注文した料理 おまかせコース、知多ハイボール:1杯
会計:12,000円 (2023.05現在)