「神の雫」に出会えそうな京都の隠れ家イタリアン
市営地下鉄烏丸線の丸太町駅から徒歩数分の立地にあるイタリアン。
入口と店内のギャップにまず驚かされる。カウンター奥には京都らしく!?坪庭があり大きな窓ガラスからは自然光が差し込んでくる光景は見ていてホッと癒されるポイントだろう。
店内1階席
なんとなく1階席はバーカウンターのようにも見える。個室は2階席2部屋最大8名まで。
カウンター席後方には何本ストックされているのか分からないくらい大きなワインセラー。眺めているだけであっという間に時間が過ぎてしまうだろう。
一通り食べてみて京都でイタリアンを楽しみたいと思った時にはランチタイム、ディナータイムに是非是非再訪したいと思えた一軒である。
料理内容(参考)
ある日のおまかせ6品コース
フランチャコルタ エクストラ・ブリュット
ミレジマート エクストラ・ブル [2016]
↑ペアリングをオーダする予定でいたのだが、
午後から仕事だったり翌日早朝から海外出張
だったりとなぜか予定がある日にこちらの
お店を訪問する機会が多いためか、ゆったり
と過ごすことがいつもなかなか出来ず。
前回は仕事で飲めず仕舞いだったので今回は
とりあえずグラスの泡で乾杯。
自家製グリッシーニ
↑タイミングよく勧められるグリッシーニ。
食べ過ぎると料理が入らなくなる悪魔の誘惑。
フルーツトマトの冷製スープ
↑見た目美しく暑い夏にサッパリと頂けそう
な冷製スープ。中身はイシカゲ貝、つぶ貝、
ホッキ貝、つぶ貝、鮑…、貝好きには最高な
スタートの一品。他にも蓴菜、赤紫蘇大葉を
入れた口当たりサッパリとしたスープがこの
後に出てくる美味しいであろう料理への期待
を高めてくれる。
パン
前菜
玉蜀黍の一口スープ/
マンゴーとイベリコ豚のサラミ/
天然縞鯵のカルパッチョ/
賀茂茄子のグラタン仕立て/
コロッケ
↑クリーミーなブッラータチーズと糖度
高めな玉蜀黍の甘味に程よい塩気のキャビア
に僅かに感じる酢橘の香り。
/宮崎太陽のタマゴの甘味に塩気の効いた
サラミ、香りにミント、ローズマリー風味の
ブリッシーニで口内お花畑状態。
/皮を炭火で軽く炙ったカルパッチョは
カラスミパウダーとの組み合わせで香りの
交差、何とも品の良い味わい。
/素揚げにした賀茂茄子と生雲丹は想定外
にサッパリとした味わいのグラタン
/牛頬肉赤ワイン煮込みをジャガイモと
合わせたコロッケ仕立ては前回同様、やはり
美味い。パルミジャーノチーズとサマー
トリュフの香りで食欲アップな一品。
自家製パスタ
(炭火で焼いた鮎のフレッシュトマトソース)
↑鮎の苦味と優しい味わいのフレッシュ
トマトソースが美味い。
パスタ麺との相性もGood!
ETNA BIANCO ZOTTORINOTTO
↑鮎の苦味を美味く受け止める一杯。
カリカンテ品種のぶどうによるものだろうか。
夏野菜のリゾット 生ハム
↑物足りない塩気控え目な夏野菜リゾットを
なんと上手に生ハムが受け止めるのでしょう。
この絶妙な加減を調整するのが簡単そうで
難しそうに感じた一皿。美味い。
岩手県産黒毛和牛サーロイン炭火焼き
↑サーロインの火入れ申し分なし、赤ワイン
ビネガーベースのソースでも塩と胡椒でも
合うポーション少なめのメインディッシュ。
パスタ、リゾットの後なのでちょうど良い。
水茄子とクレソンサラダで脂っこさを飛ばし
ブラックオリーブの香りもまた異なる風味を
出すメインの一皿。
プリン 牛乳ジェラート レイニアチェリー
↑前回訪問時でも提供された牛乳ジェラート
は当然!?グレードアップされているのだろう、
毎度やたらと感動の大きいリアルな絞り立て
の牛乳を感じさせる旨味なジェラート。
プリンは対照的に苦味強めなカラメルソース。
ビスコッティとコーヒー
↑ビスコッティの中から感じるマーマレード
のような風味の柑橘の皮を微量に混ぜてある
のだろう。ふんわりとした香りを放つ美味しい
ビスコンティ。
お店の場所・予約方法
京都駅中央口からタクシーで12分程度
京都市営地下鉄烏丸線 丸太町駅6出入口から徒歩3分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:075-255-8757
予算(参考)
滞在時間:およそ2時間程度(ランチタイム訪問)
注文した料理 おまかせコース6品、泡:1杯、白ワイン:1杯
会計:16,800円 (2023.07現在)