多種コース料理から何を
食べるか悩まされる日本料理店
菊川駅からタクシーで5分程。東名高速菊川インターの近くにある日本料理店になる。店内掘り炬燵式のカウンター席とテーブル席、個室席が本館、新館とあり店主のお話では席数50席と大箱。
料理は2024年11月現在はコース料理のみ。ネットで公開しているコース以外にも四季折々旬の食材をテーマにしたコース料理や各種イベント等、挙げればキリがなく、どのコース料理を食べようか悩ましいところ。常連のお客様であればあれ食べたいこれ食べたい要望に応えたコース料理も提供されている事も容易に想像がつく。
ドリンクメニューはワインや日本酒を組み合わせたペアリングが¥5,500。コース料理に対して6〜7杯程度。
店舗には駐車場もあるが、店舗周辺の徒歩圏内にビジネスホテルが数件あるため車で訪問かつみんなでワイワイお酒を飲みたいお客様は宿を確保して訪問されているとの事。特に夜利用であれば宿を確保して訪問した方が楽しめるかもしれない。
料理内容(参考)
ある日の昼席プレミアムカウンター おまかせコース
舞茸 松茸ソース
↑茸の美味さをソースでグッと引き立てた
一皿。ガツンとくる旨味。
新物いくらの飯蒸し 太秋柿
↑梨のような食感の大きな太秋柿に
インパクト有。飯蒸しと合わせると当然⁉︎
さっぱりとした味わいになる一品。
舞坂漁港天然虎ふぐ 御前崎尾長鯛
↑塩ポン酢と醤油で頂く一皿。コリコリ食感の
虎ふぐは美味。皮目炙った尾長鯛は比較的
淡白な味わい。
長野松茸と蛤の土瓶蒸し
↑出汁美味土瓶蒸し。酢橘で味変。
秋鰆の幽庵焼き
唐墨と落花生
↑鰹の酒盗に漬けた唐墨と唐墨に負けない
パワーのある落花生が非常に印象に残る一皿。
赤蕪を使ったビーツと白味噌
鶏肉と京都桜味噌
フォアグラとバター合わせ
海老/舞茸/長芋/無花果/玉子
↑旨味の融合。味噌が酒の肴。
栗と松茸のご飯
↑松茸の香りプンプン。優しく受け止めるのは
ふかふかの栗と土鍋ご飯。
炭火夢咲牛
↑脂の旨味がたまらない炭火で焼いた夢咲牛。
美味い焼肉店で頂く一品のよう。
トリュフのアイス
ブランマンジェ/葡萄のスープ
↑トリュフの香りと旨味パンチの効いたアイス
が印象に残るデザート。ブランマンジェと葡萄
ソースのさっぱりとした味わいがトリュフの
強烈なパンチ力を受け止めるような一皿。
ある日の海老蟹合戦コース
いくらと零余子の飯蒸し
↑いくら以上にホクホクと口の中で砕ける
零余子の印象が強く美味しい始まりの一品。
越前香箱蟹
↑足、味噌、卵等の珍味盛り合わせの酒の肴。
そのままでも美味、蟹味噌で作った味噌酢、
生姜酢で頂いても美味。
御前崎鰆 浜松舞坂鯛 あん肝
↑燻製香る鰆と濃厚あん肝美味。
天竜子持ち鮎
↑頭唐揚げ、中は焼き物、尻尾は干物。
下に敷いた味噌がまた酒の肴になる味わい。
越前蟹
↑雄の胴体と足先の食べ比べ。足先に旨味が
濃縮されていて美味い。
どうまん蟹
↑越前蟹の雄同様、胴体と足先の食べ比べ。
味噌がやっぱり美味。
牡蠣/柿/ラ・フランス/柘榴
↑クリームグラタン風に焼き上げ香箱蟹の
卵が入った餡をかけた一品。
牡蠣を蟹と錯覚する程に餡の完成度が高く
感動の大きかった一皿。
神戸牛炭火焼き
↑部位はイチボ。脂のってて普通に美味しい。
舞茸と蛤の土瓶蒸し
↑蛤出汁が効いてて美味!
御前崎伊勢海老の天丼
キノコと鼈出汁のスープ
↑土鍋ご飯の上からトリュフを削り天汁に
ザブンと漬けた海老天。さらに上から伊勢海老
の味噌と雲丹が入ったタレをかけた贅沢天丼。
毎日食べたら1000%痛風間違い無しの丼物。
さっぱりと仕上がった鼈出汁スープが口中に
広がる甘い天汁を浄化する助け舟的な存在。
秋トリュフのデザート
↑前回同様、トリュフの香りがしっかりと
効いたデザート。
お店の場所・予約方法
JR東海道線 菊川駅からタクシーで5分程度
予約方法:電話予約又はネット予約
TEL:0537-35-4030
予算(参考)
滞在時間:およそ2時間程度(ランチタイム訪問)
注文した料理 昼席プレミアムおまかせカウンターコース、ジャスミン茶
会計:13,580円(2024.10現在)
滞在時間:およそ2時間半程度
注文した料理 海老蟹合戦コース、角ハイボール:1杯、麦焼酎:1杯
会計:30,364円(2024.11現在)