古宇利島は絶景とマリンスポーツだけではない!
筆者、仕事の都合で過去に数年程度名古屋市内に居住していた事があり、その時から定期的に利用していたレストランのうちの一軒になる。沖縄に移転されてからもなんだかんだ数ヶ月に一度程度訪問しているお店である。
名古屋市内で営まれていた際はフレンチ寄りの料理であったが「シェ・ポーゼ」「シェ・小杉」「イレテテュヌフワ」とお店がリニューアルする度にイノベーティブ・フュージョンの要素が徐々に強くなり現在のスタイルに至ったといったところだろうか。
名古屋で営まれていた際、シェフはジビエ料理を得意としてたので事前にリクエストなり相談なりすれば受け付けてくれるかもしれない。
コース料理は毎回20品前後だろうか。2022年現在は16:00スタートと19:00スタートの2部制となっており筆者としては夕暮れ時の古宇利島の景色を見ながら贅沢な時間を過ごせる16:00スタートが非常にオススメである。(23年12月現在は18:00からの1部のみ)
前半10品程度はフィンガーフードを主とした料理がテーブルに並べられどれも美しく古宇利島の景色と調和しており、ゆったりとシャンパンやワインと共に美味しいフィンガーフードを楽しみたい。
そしてデザートの後に提供される最後の子菓子セットが圧巻!何度訪問しても写真に撮りたくなる美しさと美味しさなのだ。
車での訪問が必須となるので、みんなでアルコールを楽しみたいのであれば、徒歩圏内にある古宇利島内の宿泊施設も併せて予約する事をオススメする。
(23年12月追記)
久々に訪問時の料理内容記事を更新させてもらったが、来年1月よりコース料金の値上げに伴う料理内容と品数も更に増やす予定との事なのでどの程度パワーアップするのか来年以降も定期的に訪問してみたい。
↑コース開始から最初の十品程度提供される
フィンガーフードは非常にテンポよくテーブル
に運ばれてくるので写真を撮りたいのであれば
カメラの常時待機を。一通り配膳される頃には
テーブル上は完全に遊園地状態。(汗)
料理内容(参考)
ある日のおまかせコース
うずら卵の燻製
↑スモーキーなうずら卵。十分に美味しい
のだが、名古屋で頻繁にコースの一品に入って
いた白トリュフで数時間煮込んだうずらの旨味
には到底敵わないのがリピーターには残念。
うずら卵 白トリュフと卵黄ソース(参考)
シェフにリクエストするも質の良い白トリュフ
が高騰し過ぎて提供出来なくなったとの事。
この一品は追加料金払ってでもマストで
オーダして食べたくなる記憶に残る旨味味わい。
マクブとサボテン
↑サボテンのねっとり感とクセのないマクブ
魚との融合だろうか。さっぱりとした味わい
フィンガーフード。
フォンデ形状チーズ ナスタチウム
↑ふんわりチーズとナスタチウム。
海老とヒカゲヘゴの昆布締め
↑コールラビとヤマメの卵で見た目華やか。
そしてしっかりと昆布締めになっている
インパクトあるフィンガーフード。
パクテーご飯 ハイゴショウの葉
シークァーサー胡椒
↑日本料理の飯蒸しのような食感と柚子
代わりのシークァーサー胡椒が何とも表現
出来ない独特な味わい。
せーいかと大根
↑刺身イカと大根のつまをイノベーティブで
表現?したような一品。
素麺チャンプル うずら卵黄 キャビア
↑素麺に旨味の効いた卵黄と塩気の効いた
キャビアがのった一品。
グリーン野菜のタコス
↑野菜と程よい酸味の効いたチーズのソース
が印象的な一品。
ガレット
↑貝柱のムースと蕗のとうの味噌に鰯。
鰯はおせち料理の田作りのような味わい。
蕗のとうの味噌がなんだかんだ印象に残る
「日本」を詰め込んだようなガレット。
島豆腐とアボガド
↑何とまあ花束を表現したような美しい一品。
島豆腐の燻した香りが非常に印象に残る一品。
ネギトロコルネ
↑シス定番の一品だが、これが地味に美味い。
酒の肴にもワインの肴にもなる一品。
蓬のエアーパン
↑こちらもシス定番の一品。口の中で繊細に
ふんわりと蓬が溶けていく過程が楽しめる
シス究極のフィンガーフード。
車海老のフライ
↑いつ見ても立派なハリセンボンと
海老の旨味が凝縮した旨味フライ。
ピンクパン
↑今回は生ハムのムースが入った一品。
相変わらず残酷な沢山のキューピー人形。
島らっきょう 花韮のベニエ
↑うん、日本天ぷらとしか言いようがない。
揚げ具合が美味い天ぷら店に負けず劣らず。
これは美味い。
シマアジのタルタル
↑こちらも定番の一品だがやはりいつ見ても
美しいの一言。色鮮やかな香味野菜パウダー
が縞鯵と合う一皿。
パン
↑パンは3種類用意。愛知豊橋のパン屋
「風のように花のように」からサクフワな
美味しいパンと毎度毎度幸せを感じる旨味な
無縁バターは印象に残る。
海葡萄 海蘊 夜光貝
↑これは初めて頂く一品。夜光貝の出汁ウマ!
海葡萄の塩気、酸味の効いた海蘊、夜光貝の
出汁が素晴らしいマリアージュを奏でる海蘊
の新たな可能性を感じさせられた一品。
蕎麦
↑蓬を練り込んだ自家製麺と昆布と椎茸、
シークァーサーで仕立てた一皿。
この日は全体的に日本料理に寄ったコース
だったのだろうか…。
ジーマミー豆腐 大豆若葉 キャビア
↑ヘーゼルナッツを使ったジーマミー豆腐。
豆腐というよりヘーゼルナッツを食べている
感覚しかなくなるナッツの旨味凝縮な一品。
カリフラワーロースト
↑名古屋にお店があった頃からず〜っと
出てきたコースに必ず出てくるスペシャリテ。
この日は1時間ローストの旨味。
サラダ
↑シス定番ジューシーご飯とサラダの一品に
サクサクなジャガイモ生地と野菜、花びらで
映え力アップした一品。
遠くで甘味を感じる生地とご飯、葉野菜や
ゴーヤをゴチャ混ぜにして頂く一品。
島豚炭火焼き
↑チョリソーソースでマリネした島豚炭火焼き
と島らっきょう、エゴマで仕立てた一品。
炭火燻しの島豚とチョリソーソースが食欲掻き
立てる美味しさ。
デザート
(幻塔卵のちんすこう、黒糖フィナンシェ、
クレープシークァーサーソース、プチシュー
、チョコバナナ、マンゴーアイス、紅芋餡、
お茶とココナッツを使ったブランマンジェ、
パート・ド・フリュイ、紅芋餡、
パッションフルーツのマカロン、
ナンバリングクッキー、
ガス入りハーブティー)
↑毎度毎度最後は本当に華やかなデザート。
焼き菓子類は食べ切れなければお包みも可能。
上記に珈琲又は紅茶付。
お店の場所・予約方法
那覇市内から車(沖縄自動車道、名護東バイパス経由)で1時間半〜2時間程度
予約方法:ネット予約
ネット予約:OMAKASE
駐車場:有
予算(参考)
滞在時間:およそ3時間程度
注文した料理 おまかせコース、ノンアルコール飲料:1杯、グラスワイン:2杯程度
会計:27,231円 (2023.12現在)